今年も『アジア動向年報』が刊行されました。Webでは無料公開開始済。冊子ももちろん販売されます。今回もモンゴルの項は私が担当、これで15年連続です。
アジア経済研究所がアジア各国・地域の毎年の動向をまとめた『アジア動向年報』が今年も刊行されました。今回刊行された2025年版も私がモンゴルの項を担当しております。
既に当ブログでも再三述べた通り、2024年は国会の議席大幅増加が決まってから初めての総選挙が行われました。また、総選挙後の3党連立政権樹立や鉄道・道路建設をはじめとする大規模プロジェクトの開始、さらには国際的な論議を巻き起こしたプーチン・ロシア大統領の来訪など、モンゴルでは大きな動きが相次ぎました。
今回の動向年報ではそれらの動きをできるだけ多く、かつコンパクトにまとめたつもりです。また、新政権のメンバーをはじめとする主要人物リスト、統計資料といった恒例のデータももちろん押さえております。
『アジア動向年報』2025年版はアジア経済研究所のリポジトリARRIDEで無料公開されています。
また冊子体も刊行されます。ぜひお手に取っていただくか、お近くの図書館に購入依頼をかけていただければ嬉しいです。詳細は下記リンク先へ。
■ アジア経済研究所
余談ですが、モンゴルの項で「2025年の課題」として「オヨーン=エルデネ政権は順調にいけば2028年の(次回)国会総選挙までもつけど、足元の問題への対応をミスったら一気に不安定化するかもね」という主旨の文章を書いたらついさっき政権が吹っ飛んだんですが(‘・ω・`)