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地域系学部というのに加わった大学教員による高知発モンゴル発のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

【地域実習振り返りレポート・2022年6月】「チームビルド」を取り戻せ

 

 土佐町いしはら地域実習振り返りレポート、2022年6月版をお届けします。今月はサービスラーニングに企画試行と盛りだくさんです。

 

 

 2022年6月の土佐町いしはら班の地域実習、振り返りレポートです。例によってかなりの部分は学部公式サイトとFacebookページをご参照いただきますので悪しからず。

 さて、まずは6月10日。この日は3年生が企画実施の準備作業に取り組んだ一方で、2年生は「山の辣油」等に使うべく栽培するイタドリの植え付け作業に加わりました。

 

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 続く11日、12日も実習です。11日は旧石原小学校、石原コミュニティセンターで、夏に向けてのプール掃除に加わりました。

 

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 12日は復活した直販市「やまさとの市」と、大豊町での「お山のてづくり市」に行ってきました。

 

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 「やまさとの市」は西石原地区の国道439号線沿いで毎週日曜日に行っている直販市ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で長らく休止になっていました。それが再開されたので、まずは見学に行ってみたのです。

 

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 直販市では地域で穫れた野菜やお惣菜が並んでいます。名物はうどんで、週によって店舗と調理を担当する地区が異なるので、味も微妙に変わるとのこと。ちなみに今回は東石原地区が担当でした。

 一方の「お山のてづくり市」は嶺北からの出店とライブステージからなるイベントで、こちらもCOVID-19での中止を経て3年ぶりの復活です。

 

reihoku.in


 次の地域実習は24日から26日にかけて行いました。24日は3年生が間近に迫った企画試行の準備、2年生は今後の企画立案について地域の方にアドバイスを頂きました。

 

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 25日と26日は先程書いた企画試行です。「いしはらの里」でこれまたCOVID-19で中止となっていた宿泊体験事業が本格再開に向けて試験的に行われ、その中に学生企画も組み込んでいただいたということです。

 

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 1泊2日の体験事業、普段の実習よりも内容は濃いので、サイトとFacebookでのレポートに加えて、少しですが写真を追加します。

 

 

 炭火でのバウムクーヘン作り。記事を巻き付けては焼き、焼き色がついたら巻き付けてを何回も何回も繰り返します。ふつうは4, 50分かかりますが、経験者なら30分を切ることもあります。

 

 

 バーベキューの具材は嶺北の特産品。段ボールいっぱいの土佐あかうしというのは贅沢もいいところです。

 

 

 アユやアメゴといった川魚の塩焼きも頂きました。こういうのが「当たり前」になるのがちょっとこわくなってきたりもします(笑)

 

 

 夜はキャンプファイヤーと花火。さらには近くの川に蛍狩りにも行きましたが、ホタルを写真に収めるのは流石に無理でした。

 

 

 翌朝、学生による川遊び企画の試行です。

 川遊びスポットは、集落活動センターの近くを流れる石原川の上流です。この辺りでは前の日に魚獲りのワナを仕掛けていて、実際あちこちで魚がかかっていました。

 

 

 さらに上流に進んだところで川遊びです。企画内容はまだナイショですが(笑)、参加した子どもたちからは好評が頂けたようで、ホッとしているところです。

 

 以上、今月の実習もいろいろ盛りだくさんでした。ただ個人的には実習内容もさることながら、パンデミック発生前に行ってきたいろいろな取り組みが、同じ形ではないものの、少しずつ復活しているのが何より嬉しいことでした。地域側の事業もそうですし、実習としての取り組みもそうです。

 例えば、10日に行ったイタドリの植え付け。以前ならば地域の方々と学生が一緒に作業を行って、その中でお互いの交流を深めるのが定番でした。それがパンデミックの中で実質禁止になったり、行えたとしても地域の方々とは離れて行うという時期が続いたのですが、ようやく再開できるようになりました。

 「学生が大人数でとりかかったので作業が早く済んだ」とは、こういう実習の後に地域の方々からよく聞いたお褒めの言葉ですが、今回久々に聞くことができて、以前の実習がまた戻ってきた気がしたのでした。

 そして、25日から26日の企画試行です。今実習に取り組んでいるのは3年生以下なのですが、ほとんどは2020年以降の入学。そんな学生たちと泊りがけの実習を行っていた中でふと気づいたのは、この世代の学生たちは新入生合宿を知らないんだよなぁ、ということです。

 以前ならば入学直後に1泊2日の合宿を行って、学年としてのチームビルディングを図っていたのですが、感染症対策のために中止になって3年目です。もちろん止むを得ないことで、間違っていたとは全く思わないのですが、それでも心のどこかに引っ掛かりを感じていたのは、私だけではないはずです。

 今回の実習は、もちろん新入生合宿とは規模も、参加者も、目的も、何も違います。ですが、コロナ禍での制約に翻弄された世代の学生たちが、曲がりなりにも同宿して交流する機会を得られたことには、制約を課す側であった教員の1人として、救われる思いを感じたのでした。

 なので、今月は実習の中身もさることながら、これまで制限せざるを得なかったチームビルドのための手段について、少しずつ取り戻すことができたことに、個人的には満足を覚えているところです。

 

 来月の実習では企画の本格実施が控えています。2年生の企画案もブラッシュアップして、実現に近づけていかないといけません。

 もちろん、そのためにいしはらについて、あるいは企画内容について学ぶべきことも、取り組むべきこともどっさりあります。それは教員も一緒です。これからさらに忙しくなります!