なかなか勝ち点3がとれない高知ユナイテッドSC。守備は決して悪くないのですが、得点が奪えないのが悩みのタネです。この日は春野球技場で今季好調のFCマルヤス岡崎と対戦します。
球技場でのスタグル。敷地が限られるのと15時キックオフということで普段ほど多くはないのですが、それでも主だったところは集まっています。
ちなみにうちは飲むわらび餅を買いました。おやつ時ですからね。
さて、本日のメンバーです。まずはFCマルヤス岡崎のスタメンとサブから、公式tweetでどうぞ。
【第24回JFL第14節vs.#高知ユナイテッドSC】
— FCマルヤス岡崎official (@maruyasuokazaki) 2022年7月3日
🔥STARTING ELEVEN🔥
7月3日(日)15:00キックオフ
vs.高知ユナイテッドSC
春野総合運動公園球技場🏟
試合中継はこちら👇https://t.co/AD6aVG7the#FCマルヤス岡崎 #JFL #岡崎 #超越 pic.twitter.com/AbqC8Ws6Jn
続いて高知ユナイテッドSC。球技場なので放映はできないのですが、動画もあります。
🔥先発🔥
— 高知ユナイテッドSC (@kochi_United) 2022年7月3日
GK 1タンドゥ
DF
3藤崎 4岡田亮太 5饗庭
MF
6田尻 10横竹 16稲積 28山田
FW
7樋口 8西村勇太 11西村光司
🏆#JFL 14節
🆚#FCマルヤス岡崎
⌚️15:00
🏟春野球技場
📺https://t.co/8yducXTdEc
応援よろしくお願いいたします!! pic.twitter.com/vjGvpK8Exz
sub
— 高知ユナイテッドSC (@kochi_United) 2022年7月3日
GK30井上
DF 21深井 26中田
MF 14栗原 17田中 25岡田大介
FW 9赤星
🏆#JFL 14節
🆚#FCマルヤス岡崎
⌚️15:00
🏟春野球技場
📺https://t.co/8yducXTLtK
応援よろしくお願いいたします!! pic.twitter.com/WDyt8ZgA9B
選手入場。今季のFCマルヤス岡崎は昨季以前と一転、上位争いを繰り広げているだけに怖いです。
前半は高知のキックオフで始まります。
高知は開始早々から攻撃に出ます。この勢いで早々に得点したいところですが、岡崎もやすやすとはゴールを割らせません。
ところが、わずかな隙間をついて岡崎が反転攻勢に。そしてここから悪夢が始まります。
前半13分には岡崎11番林が中央からシュート。高知GKベラフィも反応しますが足で跳ね返し切れず、岡崎が先制します。
すると20分には岡崎3番武田のシュートが選手の間を抜いて2点目。
22分には林が今度は中央左寄りからシュートをゴールに突き刺し3点目。
そして飲水タイム後の30分にはまたも林。高知は前半だけでハットトリックを許してしまいます。
ここから何とか反撃したい高知でしたが糸口がつかめず、そのまま0‐4で前半終了。正直言って信じられない光景です。
後半キックオフ前、何とか流れを変えたい高知。ここで投入の赤星に期待がかかります。
その後半は岡崎のキックオフ。4点を奪ってもなお攻撃を緩めないだけに、何とか振り切って転機を作りたいところです。
しかし、後半最初の得点は岡崎に。20番原科がこぼれ球を拾い、ゴールに流し込みます。
岡崎の巧みな攻めに翻弄される高知。しかし、ここから攻撃陣が目を覚まします。
直後の51分、高知は相手のミスからボールを奪い、最後は11番西村光が押し込んで待望の得点を挙げます。
68分には25番岡田大介からのパスを受け、9番赤星がそのままシュート。ボールは右後ろのバーとネットに挟まり、高知に追加点が入ります。
さらに73分には赤星が中央からこの日2ゴール目をゲット。2点差に迫り、バックスタンドの応援もさらに盛り上がります。
ここから大逆転を図りたい高知でしたが、守りを強めた岡崎の前にさらなる得点が奪えません。アディショナルタイムのチャンスも活かしきれず、3‐5でフルタイムとなりました。
ロースコアの試合が続いたこれまでとは打って変わって、この試合は点の取り合いになりました。まぁでも、同じ2点差負けでも0‐2よりはまだ盛り上がれるよな、というのは正直な実感(苦笑)
これまでのイメージからすれば、1試合で5失点するようなチームでもない代わり、3得点できるチームでもなかったので、意外な試合と言えなくはありません。
加えて言えば、公式結果を見る限り、シュート数もコーナーキック数も高知が上回っています。それでも2点の差をつけて負けたのは、スピード、強さ、つなぎの巧さ、様々な面において、岡崎が高知を少しずつ上回っていたのが原因に思えました。
昨オフの補強で、高知の戦力は上がったと思います。ですが、岡崎はそれ以上に強くなっていたと見るべきでしょう。どれだけ努力や工夫を重ねても、相手に上回られたら勝てない、というのを痛感しました。
試合後、吉本監督からの挨拶がありました。
守れている時は点が取れず、攻撃的に出たら守備を破られる。頭の痛い日々が続いていると思います。それでも何とか試せるだけのことを試して、自分たちの勝ち方を見つけていくしかありません。
その一方で、気がつけば下位との勝ち点差も詰まってきています。次のクリアソン新宿戦、何が何でも負けるわけにはいきません。
バックスタンド、最後まで応援したサポーターのところに、選手がやって来ました。
陸上競技場とは設備も収容力も比較にならないものの、この近さは何物にも代えられない魅力です。それだけに、ここを何とかJ3ライセンス適合となる5,000人収容可能なスタジアムにできないか、とは考えてしまいます。
球技場に来るたびに、この辺にスタンドを作って、今のスタンドはここまで拡張して……などと考えるのは、私だけでしょうか(笑)