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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

点は取れるだけ取るべきもの:高知ファイティングドッグス対徳島インディゴソックス@高知(2022.5.1.)

 

 四国アイランドリーグplusの2022年前期公式戦で目下首位を独走中の高知ファイティングドッグス、この日も2位徳島インディゴソックスとの対戦です。

 

 

 今日は球場下の売店で限定販売中の宿毛豚のフランクフルト(300円)を買ってみました。こちらはプリプリでお酒のあてにはうってつけです。

 このほか土州焼きや入口の売店の激安唐揚げにそばめしもあって、これにファイティングドッグや焼き鳥が加わったのですから、ご飯にさらに悩む日々が続きます。

 

 

 グランドに目を移して、始球式を務めたのは中学女子野球チーム「高知家ガールズ」の選手です。この日は選手たちが小学女子野球の高知家リトルガールズのメンバーともども、応援にやってきました。

 

 

 高知の先発は野里。先頭打者を歩かせてから犠打でピンチを作りますが、あとは抑えます。

 

 

 一方、徳島は池辺が先発。その池戸に対し、高知は前日に続いてエラーがらみで得点を奪います。

 

 

 2死1, 2塁から5番山田は三遊間深くにゴロを放ちます。何とか追いついたショートが2塁に送球しますが逸れてしまい、その間に2塁走者西川が生還します。

 

 

 これで高知が今日も波に乗れるかと思いきや、その直後に波から落とされます。野里が先頭打者から連続ヒットを打たれると、7番坪井には右中間へのホームランを浴び、逆転を許すことになりました。

 

 

 それでも高知は下位打線がヒット四球ヒットで無死満塁として、すぐに逆転の場面を作ります。ここで有田が内野ゴロとなったものの、続く西川がライトオーバーの2塁打を放ちます。

 ただ2塁走者がホームに間に合わず、得点は1点だけ。ここからサンフォの死球で再び満塁とするも、鳥井がチャンスを活かせず、徳島のリードが残ってしまいました。

 

 

 すると3回表、1死から徳島3番井上の放った当たりがライトの頭上を越えていきます。どういうわけか判定に時間がかかったのですが、結果はホームラン。再びリードを2点とされてしまいました。

 

 

 このまま試合は2-4で前半終了。ちょっと嫌な雰囲気なので、ベースボールドッグの代走「トノ」が6回表にボールを届ける姿で気分を変えてみます。

 

 

 その6回、高知は野里を下げて松田に後を託します。

 

 

 しかし、松田は2死1, 2塁のピンチから8番丹治にレフト線方向への2塁打を打たれて、1点を奪われます。

 

 

 一方の徳島も6回で投手交代。池戸に代わって藤原が登板します。その藤原に対し、高知も2死1, 2塁の場面を作り返しますが、あと一本が出ません。

 

 

 直後の7回、松田は引き続きマウンドに上がりますが、こんどは先頭打者がエラーで出塁すると、犠打と適時打で1点を加えられます。一方の打線は7回裏に沈黙し、徳島との明暗がさらに明らかになります。

 

 

 そして8回に高知は3番手で坂本を送ります。坂本は先頭打者四球も次は併殺、直後は死球も後を抑えて結果四凡で切り抜けます。

 

 

 その裏、徳島も3番手を起用。こちらは大木をマウンドに送ります。

 

 

 すると、高知は6番早坂から3連打で無死満塁の絶好機を作り出すと、9番で途中出場の草場がショート内野安打で1点を返します。

 

 

 ここで一気に畳みかけたいところでしたが、1番有田が三振。すると、徳島は大木を諦め、野木を救援に上げてきます。

 

 

 ところが、その野木は2番西川の3球目で暴投。3塁走者が生還し、高知がもう1点をつかみ取ります。

 しかし、この後の西川は結局三振。3番サンフォも三振に倒れ、逆転の芽が潰えてしまいました。

 そして最終回、坂本は2塁から四死球と暴投盗塁で2死2, 3塁のピンチを作っておいて後続を断つ見事な自作自演。高知が2点ビハインドで裏の攻撃を迎えます。

 

 

 しかし、高知打線は野木を切り崩せず、三者凡退で試合終了となりました。

 

 

 最終スコア。ホームランの恐ろしさを痛感することになりました。

 ただそれ以上に、この試合は点を取れる時に取り切れなかったのが敗因。今季の高知は失点の多さを上回る得点力で勝っているところがあるわけで、その面では痛い敗戦となりました。