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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

トレーニングマッチを見てきました@春野陸(2022.5.1.)

 

 新型コロナウイルス感染症のあおりでヴィアティン三重との公式戦が中止となり、急遽組まれた公開トレーニングマッチを観に行ってきました。相手のあることなので限定的な内容ですが、当日の模様を少しご紹介します。

 

 

 この日は本来ならヴィアティン三重とのJFL公式戦が予定されていたのですが、新型コロナウイルス感染症のあおりで中止になってしまいました。

 書き入れ時なだけに痛いのですが、こればかりは誰を責めるわけにもいきません。感染した方々には、くれぐれも養生するよう願うのみです。

 ただ、中止となった試合の代わり、午前中にトレーニングマッチが公開で行われることが発表されました。せっかくの機会なので、観に行ってきたところです。

 トレーニングマッチの結果については、公式でも既に発表されています。

 

kochi-usc.jp

 

 ですが、これ以外に当日の模様を伝えるものがあっても良いかなと思ったところです。

 ただし相手もあることですし、何より普段の試合と違って自分のメモ以外に頼れるものがないので、普段の観戦記よりは限定的かつ多少曖昧な内容になる点をご了承ください。

 

 

 試合前、普段ならスタメン発表が終わったぐらいの時間。ピッチに入ると、両チームとも練習中でした。

 

 

 トレーニングマッチ1本目に臨む高知ユナイテッドの面々。ユニホームではなく練習着での試合です。

 さて、試合は高知ユナイテッドが11人、相手チームが12人の変則体制で始まりました。高知はキックオフ直後からボールを支配、相手に渡ってもすぐ取り返しますが、普段ならロングパスを出しそうなところ、この日は無理に前に送らず、とにかく繋いでいきます。

 

 

 前半24分、飲水タイムになりました(なお時間は全て手元計時です)。試合時間は聞いていないのですが、どうやら30分ではなさそうです。

 ほどなく試合は再開しましたが、高知側がパスを回す基本は相変わらず。シュートも数えるほどで(逆に相手シュートは1本のみでしたが)、得点の気配も無いまま45分が経過、すぐに0-0で1本目は終了します。

 

 

 インターバルで監督からの指示が出ています。1本目と同じ形で2本目もプレーするのか、それとも……

 

 

 そして2本目のメンバーが出てきました。トレーニングマッチだけあって、ほとんどの選手が入れ替わっています。

 

 

 2本目は高知ユナイテッドのキックオフで始まります。

 

 

 ここで朗報なのが横竹の登場です!この日は最終ラインに下がってのプレーで、目立つ場面はありませんでしたが、本格復帰は近そうです。

 

 

 2本目も高知ユナイテッドは繋ぎメインで動いていましたが、徐々に相手ゴールへの圧を増していきます。

 そして14分、9番赤星がゴール!直前にゴールライン際でコーナー方向から身体を180度切り返してシュート、これが惜しくもゴールを外れ……というプレーをメモしている間に決まりました(苦笑)

 赤星はこのあと44分にも右からのパスに合わせ、2点目をゲットしています。

 

 

 そして2本目は2-0で終了。ただ両チームとも下がる気配が無く、3本目が行われるようです。

 

 

 3本目にもなると、流石に体力差が出てくるようです。4分には中舛が右からのパスを受けたシュートを決めてまず1点。

 

 

 7分にはエリアの右端付近から、岡田のシュートで2点目。

 

 

 そして中舛、9分にはエリア内の競り合いからゴールに押し込み、11分にはミドルを決めてハットトリック達成。

 

 

 この後時間は空きましたが、32分になると吉田が5点目を叩き出します。

 

 

 そして42分には新谷がシュート、相手キーパーも反応しましたが止めきれずボールはゴール内へ。これで6-0となりました。

 

 

 そして、3本目はほぼ45分で終了しました。

 

 

 終了後、それぞれのメンバーが相手に対して一礼。どちらもお疲れ様でした。

 

 

 試合後、早速ミーティングが開かれています。

 先程も書きましたが、この日はロングパスはかなり少なく、後の方になるまではほとんど出て来なかった印象です。また、トレーニングマッチであったのと相手の体格差も考慮してか、激しい当たりもあまり見られませんでした。

 特にボール回しについては、意図的なものかどうかが気になります。もしわざわざ行っていたとしたら、その目的は何なのか。

 あるいは、守りを固める相手をどう崩すか、という課題設定の可能性も想像できます。ただ、この辺は検証のしようがありません。

 ともあれ、直近の試合は8日の天皇杯決勝、対KUFC南国戦。ここできっちり勝っておいて、本戦での経験を積めるようにしてもらいたいものです。