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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

雨が上がれば虹も出る:高知ファイティングドッグス対徳島インディゴソックス@高知(2023.4.16.)

 

 待ちに待った高知ファイティングドッグスの本拠地開幕シリーズ。ただ初戦は思わぬ大敗となりました。その翌日、汚名返上はなるのでしょうか。

 

 

 

 四国アイランドリーグplus、今季の各本拠地開幕シリーズは丸亀製麺さんのうどんサービスがあります。高知では2試合それぞれ先着200名が対象、この日は秋田と瀬古がうどんを振る舞っています。

 

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 私もおもてなしを受けました。ぶっかけうどん(温)、ちくわの天ぷらもついています。キッチンカーで茹でたて、美味しく頂きました。

 

 

 入場して目にしたのが、2022年シーズンのチャンピオンフラッグ。

 そう、優勝したんですよね。あらためて感慨が湧いてきます。

 

 

 さて、この日は須崎市からしんじょうくんが応援においでるとのこと。入場口で缶バッジをもらいました。ドッグスユニのイラストは貴重です。

 

 

 しんじょうくんがバックネット裏に登場しました!分かりにくいですがドッグスのユニホーム姿です。

 

 

 これから撮影会があるとのこと。ちょっとだけ迷いましたが、こんなところで遠慮している場合ではないと、私も参加させてもらいました。

 

 

 続いてスタメン発表です。年毎にメンバーが大きく入れ替わる独立リーグ、両チームとも新入団の選手が即スタメンに加わっています。

 

 

 試合前セレモニーが始まりました。ドッグスの選手は少年野球の選手と一緒に登場しています。コロナ禍の制限がほぼなくなり、いろんなファンサービスが再開されています。

 

 

 しんじょうくんもグランドに現れました。今季からご当地キャラ応援団に任命されたとのことで、球団代表取締役から証書が渡されます。

 

 

 記念撮影。具体的な活動はこれから分かってくるでしょうが、個人的には県外からの来場者獲得を期待したいところです。観光や出張ついでにふらっと野球場へ、って感じで。

 

 

 試合前、守備位置に向かうドッグスの選手たち。コロナ禍以前のようなマイクパフォーマンスはありませんが、しんじょうくんが出迎えに加わっています。

 

 

 今季も試合前のボールをベースボールドッグが運びます。今回はセイ君がデビュー。いきなりの大舞台でしたが、落ち着いてボールを運んでいました。

 

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 が、ベースボールドッグの写真を撮ろうとするたびに立ちはだかるのが #野球網 ……良い対策はないものでしょうか。 

 


 続いてはこの試合のスポンサー、タケナカグループ代表者による始球式です。

 

 

 インディゴソックスの打者に混ざって、しんじょうくんも打席に立ちました。この日は風が強いので、鍋焼きラーメンの帽子をとっての打席です。

 

 

 さて試合開始です。この日のドッグスの先発は野里。ただ立ち上がりに苦しみます。

 

 

 先頭打者にはあわやホームランの打球を打たれ、これはサンフォの好守備で凌げたものの、そこから3連打で1点を奪われます。

 その直後に四球で1死満塁とピンチを広げた野里でしたが、ここで6番増田の当たりをショート山保(さんぽ)が押さえ、6-4-3の併殺打。辛くも最少失点で切り抜けます。

 

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 一方、徳島の先発は桒野(くわの)。初回走者を出したものの、後続をきっちり絶ちます。

 すると野里も2回以降立ち直り、序盤は0-0で終了します。

 

 

 イニング間のダンスパフォーマンスも復活。それどころか、新メンバーが入っています。

 

 

 そして4回表終了後のハイボールタイムは今季も継続。半額と書いていますが、今季からハイボールが1杯500円になったところが、ハイボールキャッチに成功した時は1杯200円で据え置きなので、何と6割引になります。

 この日は少年野球の女の子が挑戦、何とか頑張ってキャッチしました。

 

 

 無事ハイボールが安くなった4回裏、ドッグスは先頭の坂口がヒットで出塁すると、相手暴投と進塁打で1死3塁のチャンスを迎えます。ですが、ここで桑原の打球がピッチャー正面へのゴロとなり、飛び出した3塁走者が挟殺されてしまいます。

 これで万事休すかと思いきや、続く山保の打球が内野安打となり、挟殺の間に2塁に達していた桑原が3塁へ。そしてここで島崎の打球もぼてぼてのゴロとなりますが、これが空いていたセカンドベース付近を越えて後ろへ。ショートが何とか捕球しますがどこにも投げられず、その間に桑原が生還。ドッグスが渋い攻撃で同点としました。

 

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 ところで、試合開始前には快晴だった高知市内でしたが、試合開始から徐々に雲行きが怪しくなり、ついに雨まで降り出しました。屋根のない高知市野球場、雨を凌げる場所はあまりありません。ただ球団スタッフがポリ袋を配ってくれたので助かりました。

 

 

 そんな雨が上がった5回裏、ドッグスは先頭乗田がヒットで出塁します。ここで有田が送りバントを決めると、サンフォの当たりはピッチャーへのゴロとなりましたが、その間にランナーが3塁に進みます。

 この場面で3番坂口が左中間に当たりを放つと、レフトが逸らしてボールはさらに奥へ(記録はヒット)。この間に3塁走者はもちろん生還してドッグスが勝ち越し、坂口も3塁に到達して喜びを爆発させます。

 

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 そして、雨上がりの高知に虹が架かりました。さっきまで雨に耐えていたスタンドから歓声が上がります。

 

 

 そして2死3塁のチャンスが続く場面で、嶋村がセンターオーバーのタイムリー2塁打を放ちます。嶋村は2塁上で両手を叩いて大喜びです。

 

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 さらに桑原がライト前ヒットで2死1, 3塁とチャンスを広げると、山保が左中間に放った当たりをレフトが捕りきれず、ボールが点々とする間に走者2人が生還。虹はドッグスにとって吉祥となったようです。

 

 

 結局5回裏はドッグスの4得点で終了。グランド整備間の恒例の抽選会には、しんじょうくんも加わりました。

 

 

 その後6回は両チームとも無得点で迎えた7回表、インディゴソックスは1死から連打で1, 3塁と、久々にチャンスを作ります。

 ここで2番柏木の当たりは外野に抜けようかというゴロ。ショート山保が何とかつかみましたが2塁封殺だけで1塁には投げられず、この間に3塁走者が還って徳島が1点を返します。

 

 

 ただ野里はその後を抑えて7回を切り抜け、ドッグスのラッキー7に。ジェット風船が高知の野球場に戻って来ました。

 

 

 その7回、ドッグスは先頭のサンフォが2塁打を放つと、坂口のファーストゴロで3塁に進塁。ここで嶋村がレフトにきっちり犠牲フライを放ち、再び4点差とします。

 

 

 続く8回、ドッグスはハイクオリティスタートの野里に代えて、前日3分の1を4失点とまるで振るわなかった大河原を2番手に送ります。

 

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 その大河原は1死からヒットこそ打たれたものの、後を抑えて無失点。早々に名誉挽回を果たします。再び降った雨が止んだ高知、今度は筆山の方から虹が現れました。

 

 

 そして9回、4点差ですがドッグスは守護神秋田に最終回を任せます。

 

 

 秋田は先頭打者をきっちり歩かせると、後続はファウルフライ、三振、最後はライトフライと、教科書通りの四者凡退を披露。6-2でファイティングドッグスが前日の雪辱を果たしました。

 

 

 今季初のヒーローインタビュー、呼ばれたのは野里と嶋村です。

 

 

 試合後は選手・監督・コーチによるお見送り。4年ぶりの再開です。もっともメンバーはほとんど入れ替わっているので、選手の側からしたら「再開」のイメージはないかも知れませんが。

 

 

 ちなみに、抽選会で商品を当てたので、記念にサインももらいました。サインは切り取って保存します(笑)