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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

まず1本、あと1本:高知ファイティングドッグス対愛媛マンダリンパイレーツ@高知(2023.4.19.)(1)

 

 この日は平日ダブルヘッダー。雨天中止の代替試合でもなく、当初から組まれるのは珍しいことですが、ともあれ愛媛マンダリンパイレーツを相手に、リーグ規定で7イニング制の連戦です。

 

 

 

 まずは第1試合、本日の高知ファイティングドッグスのスタメン、

 

 

 続いて愛媛マンダリンパイレーツのスタメン、

 

 

 そして審判団です。たまには分けて撮ってみました。

 

 

 ファイティングドッグスの先発は加藤翔。しかし初回から1死2, 3塁のピンチを招いてしまいます。

 

 

 ここで打者浅井は遊ゴロを放ち、1塁送球間に3塁走者が生還します。

 

 

 反撃したい高知でしたが、立ちはだかったのが愛媛先発の羽野。タテの変化球に翻弄され、攻撃の糸口がつかめません。

 

 

 一方の愛媛は2回、先頭打者の死球からヒットと捕逸で無死2, 3塁と再びチャンスを作ると、8番矢野が放った当たりはファーストを強襲。はじかれたボールをセカンド桑原が受けますが、打者走者をアウトにするのが精一杯。愛媛に2点目が入ります。

 その後は加藤翔が立ち直り、試合は膠着状態に。高知は羽野からヒットが打てず、走者が出ても活かせず、攻撃が整いません。

 

 

 結局高知がノーヒットのまま5回が終了。グランド整備の間はストレッチ教室が行われました。

 

 

 ノーヒットノーラン参考記録も見えてきた6回、高知は8番田中がライト前ヒットを放ち、からくも記録達成を免れます。続く9番乗田の打球が内外野の間に飛ぶと、これをセンターが捕りきれず、ボールはフェアに。

 ところが田中がこれをセンターが捕球したと勘違いしファーストに戻ると、愛媛守備陣も釣られてファーストにいったん送球。ですが審判の判定はフェアなので、その後愛媛はボールをセンターに送り、田中は封殺。

 珍しいセンターゴロで、高知が反撃の糸口をフイにしてしまいました。

 

 

 最終回の7回、高知は粘投した加藤翔に代えて若松を送ります。

 その若松が愛媛打線を抑えると、高知は四球とヒット、さらに死球でようやく1死満塁のチャンスを作ります。

 

 

 ですが、後続の田中が放ったショート後方への打球は惜しくもグラブに収まり、乗田も羽野に対してタイミングがまるで合わずに空振三振。三者残塁で試合終了となりました。

 

 

 最終スコア。そつのない攻めを見せた愛媛に対し、高知は最初のヒット1本に苦しみ、チャンスでのヒットあと1本に泣いた形になりました。