第24回日本フットボールリーグが開幕しました!Jリーグ百年構想クラブに認定され、J3入りの道が開かれた高知ユナイテッドSC、初戦はホーム春野陸上競技場で東京武蔵野ユナイテッドFCとのアオアシダービーです。
春野陸上競技場に帰ってまいりました。
スタジアム周辺は小林有吾先生の『アオアシ』ポスターと幟が並んでいます。小林先生には昨年トレーニングウェアサポーターになっていただいたところ、今季からは本格的なコラボに発展しました。
ちなみに『アオアシ』についてはこちら。なんと4月からEテレでアニメ化だそうです!楽しみですね。
選手の幟は個人スポンサーが出しています。当然高知の個人や企業・組織が多いのですが、選手の地元や移籍前のゆかりで出していただいている方もいらっしゃいます。
今季のオフィシャルパートナーの皆様です。ありがとうございます。
この日はこうち生協スポンサードマッチです。うちも宅配と共済でお世話になっております。ありがとうございます。
それはさておき、こうち生協さんからは先着1500名にコープヌードル1個のプレゼントがあるのですが、ご覧のヌードルタワーから1個ずつ取っていくという豪快なスタイル。迷わず一番上のものを頂きました(笑)
久々の陸上競技場。相変わらずピッチはよく整備されています。これで晴れていたら芝生もラインも映えて申し分なかったんですけどね。
ホーム側の団幕。新加入の選手のものも早速出ています。
東京からもサポーターが駆け付けています。こちらはアウェー側ゴール裏の掲示です。
『アオアシ』は武蔵野ともコラボしています。なので、このマッチアップはアオアシダービーでもあるのです。
今季初めてのスタグルです。今回はホテル日航高知さんの土佐ポークのカツサンド(1,000円)にしてみました。
ご覧ください、今年も去年に違わずボリューミー。ソースも甘過ぎず辛過ぎず、ゆで卵が超絶苦手の私ですらおいしく食べられました。
高級ホテルのご飯っていいですよね。こんな機会でもないとなかなか食べられませんが(笑)
さて、先程も申した通り、この試合はこうち生協によるスポンサードマッチとして行われます。理事長がクマの生協職員コーすけくんと登場、試合前のご挨拶です。
入場口で配布されたコレオ。選手入場の際に掲げてくださいね、とのことです。
そして、両チームの選手が入ってきました。
ちなみに、裏にはハーフタイムの抽選会用の番号が記されています。賞品がものっそ一部で話題となりましたが、はたして当選者は誰になるのか。
試合前のキックイン。ワンツーから主審にボールが送られました。
スポンサードマッチの記念撮影です。新型コロナ流入前のように、早く子どもたちも加われるようになるといいんですけどね。
試合直前、ユナゴリさんを筆頭に高知サポが盛り上がります。今季からはゴール裏に陣取るようになったようです。人数が増えても良いように、場所を十分確保しておかないといけませんからね。
さて、この試合のスタメンです。まずはアウェーの東京武蔵野から。
一方の高知なのですが、選手紹介をいちいち撮るのに夢中になっていて、一覧をとるのが抜かってましたorz
というわけで、公式のツイートをご覧ください……
🔥スタメン発表🔥
— 高知ユナイテッドSC (@kochi_United) 2022年3月13日
GK 1タンドゥ
DF3藤崎 5饗庭 16稲積 21深井
MF6田尻 10横竹 14栗原
FW7樋口8西村勇 11西村光
🏆#JFL 開幕戦
⌚13:00
🆚#東京武蔵野ユナイテッドFC
🏟️春野総合運動公園陸上競技場
📲LIVE配信✨https://t.co/MdawJZlgwH#高知ユナイテッドSC pic.twitter.com/fEVmNZtGHf
いよいよ試合開始。前半は高知のキックオフで始まります。
そして始まった試合は、早くも両チームの攻め合いになります。高知は縦パスからのチャンスメイクを狙いますが、武蔵野の選手が出しどころに詰めていて、攻撃がなかなか繋がりません。そんな中で、逆に武蔵野がセットプレーの機会を増やしていきます。
そして先制したのは武蔵野でした。前半21分、正面からのシュートを今季新加入の高知GKタンドゥ・ベラフィがパンチしたところ、こぼれ球を9番田口が叩き込みます。
ビハインドを背負った高知ですが、すぐさま反撃に出ます。22分には21番深井、AT2分には11番西村光司が決定機を握りますが、シュートは枠の外へ。対して武蔵野も高知ゴールを脅かすものの、ベラフィが落ち着いて対処して追加点を許しません。
そして前半は0-1で終了。両チームとも前がかり、この後どちらに転ぶか分からない展開です。
さてさて、やって来ましたお楽しみ、ハーフタイムの抽選会です。
今回はこうち生協さんからの商品に加え、アオアシ賞としてイラスト入りポスターや色紙、さらにはユニフォームまで提供されるとのことです。
そして注目の当選者は、「トップを目指す」という理由から抽選番号下一桁が1の人ということです。
……って私やいか!開幕戦から縁起がいいったらありゃしません。
ただこうなると、何が当たるかが増して気になります。ひょっとして、話題のあの賞品だったらどうしよう……
そして商品と当選番号の発表。あの賞品はスタジアム1番乗りの方に贈られることになりました!
その賞品とは、卵10キログラム。10個ではありません。複数人で山分けでもありません。卵10キログラム、1名様にプレゼントです。
ちなみに当選者は私ではありません。残念なような、ホッとしたような……
そしてアオアシ賞はご覧の番号の方に。1番さんの賞品は卵10キロだけじゃないんですね。
ちなみに、ひときわ大きい313番は、この日の日付にちなんだものだそうです。
一通り抽選会も終わって後半へ。逆転を目指す高知のメンバーが気合を入れます。
一方、勝ちを確実にしたい東京武蔵野。後半も両チームの積極的な攻めが予想されます。
後半は武蔵野のキックオフで開始。直後からお互いの激しい当たりが続きます。ただ前半は割と流すことが多かったのが、ここへきてファウルをとる場面が出たり出なかったりしはじめます。しかも高知では16番稲積、3番藤﨑が相次いでたくあんを喰らい、スタジアム全体に不穏な空気が漂います。
しかし、その流れを高知が断ち切りました!59分、稲積が左サイドからドリブルで一気に駆け上がってクロス、これに西村光司が好反応でシュートを決めて同点とします。
ここからは攻め合いがさらにヒートアップ。セットプレーを増やし続ける武蔵野に対し、高知はカウンターにロングパスでそれぞれゴールに迫りますが、どちらもGKの奮戦で得点機を阻まれ続けます。
そしてAT3分、1-1のまま試合終了。倒れ込む両チームの選手の姿が、この試合のタフさと掛かっていた重圧、そして一人一人のハードワークぶりを物語っています。
試合後には吉本監督のご挨拶がありました。公式戦初采配、本当に大変だったと思いますが、まずは勝ち点1を確保してもらえてホッとしています。
スタジアムを出ると、新加入の選手の紹介ボードがありました。今季は例年に増して多いですし、継続の選手も結構背番号が変わっています。ぼちぼち覚えていかないといけません。
そして、気になっていた本日の入場者数は975人。普段より多いのは確かですが、J3入りのためには平均2000人が必要。半分にも満たないのです。
他にも、J3入りを果たすためには、ライセンスを取得した上で、順位で言えば4位以内かつ百年構想クラブ中で2位以内に入らないといけません。あらためて、条件の厳しさを思い知らされます。
ですが、高知ユナイテッドSCが「高知にJリーグを」の掛け声の基にできたクラブである以上、この目標から逃げるわけにはいかないのです。頑張っている選手やスタッフには心苦しいながら、なお一層の努力が求められます。
入場者数も、定員1000名の春野球技場を使う試合がある以上、他で3000人以上をコンスタントに集められるようにしないといけません。というわけで皆さん、
高知ユナイテッドSCのホームゲームにぜひ来てください。
日程表を貼っておきます。とにかく人間が必要なのです。
私も行ける試合は全部行きます。宿毛にももちろん行きます。
おいでた方に私からおもてなしはできないのですが、一声かけていただければ、買い貯めたモンゴルのフォトカードぐらいは差し上げようと思います(数には限りがあります。終了したらごめんなさい)。
せめて全国での蔓防が解除されたら、堂々と観戦オフなどできるのですが……ともあれ、アイディアを考えるだけは、今からしておきます。
今まで以上に現実のものとして迫る、Jリーグ入りの目標。そのために超えなければならない壁の高さを、間近であらためて認識したこの日の試合。
ただ……これが自分たちに決して超えられないものではない、という思いも、ちょっとだけ強くできた気もするのです。
ちなみに、抽選で当たったのはこちらのポン酢3点セットでした。2本かと思ったら3本でした(笑)