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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

4ケタの力:高知ユナイテッドSC対MIOびわこ滋賀@春野陸(2022.6.19.)

 

 宿毛でようやく今季ホーム初勝利を挙げた高知ユナイテッドSC。今度は春野に戻っての勝ち星をつかむべく、MIOびわこ滋賀との試合に臨みます。

 

 

 

 今月生まれの選手紹介、すっかり恒例になりました。

 

 

 今日はわんピーも来ています。ただ感染症対策なのか、柵から出られなくなっていました……

 

 

 さて、ピントが外れて済みませんが(汗)本日のスタグルです。

 今日は揚げピザ専門店「リッグーリ」さんのクアトロフォルマッジ(600円)にしました。4種類のチーズに蜂蜜が入っています。チーズに蜂蜜が合うのを発見した人に賞賛あれ。

 

 
 
 
 
 
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 今日配られたうちわはドッグスとの共通バージョン。どちらのチームの試合でも配布できるのは良いですね。

 

 

 ちなみにスポンサーは目下絶好調の高知けいばです。競馬場はクルマですぐ、試合終了後ならよさこいナイターの第2レースには間に合うでしょう。

 

 

 本日の対戦相手は先述の通りMIOびわこ滋賀アウェーゴール裏の団幕がものすごい数です。

 

 

 中には高知から今季移籍した池上の団幕、高知時代のものが引き継がれています。

 

 

 そして松本翔の団幕も。ただ本人は春先の大ケガで現在懸命のリハビリ中のため、今回の高知入りはかないませんでした。残念。

 

 

 この日の試合はミタニ建設工業のスポンサードマッチ。入場前にやいろちゃんの抽選券をもらいました。

 

 

 やいろちゃんって?という方、こちらに登場してきたミタニ建設工業のキャラクターです。イベントに参加したり、子どもたちへの読み聞かせに加わったりと、高知県内のあちこちに現れます。

 

www.yairochan.com

 

 

 試合前の撮影。やいろちゃん、お気に入りの選手は見つかったかな?

 

 

 さて試合です。この日はキーパーとして池上が登場。選手紹介では拍手が起こります。

 

 

 なお、サブはこのようなメンバーです。

 そして高知ユナイテッドSC、例によって公式ツイートでメンバーをご紹介します。よろしければ、今回も気合の入った動画も合わせてご覧ください。

 

 

 負傷中の金井に加えて、前節退場の稲積も欠く苦しい状況。ただだからこそ新たにスタメン入りした吉田晴稀と岡田大介に期待が高まります。

 

 

 そして、MIOのキックオフで試合が始まります。

 

 

 試合はしばらく一進一退が続きます。両チームともある程度は攻めるものの、決定機をなかなか作れません。高知も攻めはするものの、GK池上に難なく阻まれます。

 

 

 さらにお互い攻め手が無くなっていき、膠着度が増したところで、前半の飲水タイム。

 再開後も攻守の動きが見えない展開が続く中で、選手間の当たりが激しくなっていきます。37分と40分にはMIOの選手にたくあんが出るぐらいで、別の形のヒートアップが心配になってきます。

 

 

 ところが、41分に緊急事態発生。高知25番岡田大介がMIO10番嘉茂と接触したプレーが著しい不正とみなされ、一発退場になってしまいました。

 高知側からすれば相手のプレーでフラストレーションが溜まっていたところで、まさかの処分。ピッチ上でも抗議が起これば、スタンドも騒然とします。

 当然この時のプレーは私も見ていたのですが……正直なところ、退場となった岡田大介を責める気には全くなれません。

 むしろ、Jリーグでの判定について解説されている某Jリーグ審判経験者のツイッターで、処分について検証していただければ有難いところです。退場処分に至るロジックがどこにあるのか、まったくもって思いつかないので。

 

 

 予想外の処分で苦境に立たされた高知。この後MIOの攻めに遭いますが、何とか凌いで前半を0-0で折り返します。

 

 

 後半は高知のキックオフ。1人少ないのに変わりはありませんが、エリアが入れ替わって風上に立ちましたし、何とか反撃に出たいところです。

 

 

 しかし、先制したのはMIOでした。68分、右からエリア内に攻め上がったところで左に振ってから、9番山内のシュートが決まりました。

 ここで後半の飲水タイム。再開後もスタンドには重苦しい空気が流れますが、75分、高知はこの日2回目のコーナーキックの機会を得ます。

 

 

 そしてここで待望のゴール!コーナーキックから9番赤星がそのまま打ち込みました。魁麻っ子(ファン)増加間違いなしのシュートです。

 するとスタジアムの空気は一変。湧き上がる拍手と鳴子の音がさらにさらに増していきます。今季、いや昨季までを含め、これまでになかったほどの勢いを感じます。

 

 

 それもそのはず。入場者数はついに4ケタに到達。これだけの観客の多くが、単なる観戦モードから一気に応援モードになったのですから、空気が変わらないわけがありません。

 とはいえピッチ上の数的不利が変わるわけはなく、高知はここからも再三再四MIOの攻めに押され続けます。ただ、決定的な場面を作られつつもGKベラフィの献身でゴールは割らせず、逆にカウンターでMIOを脅かします。

 

 

 そして5分のアディショナルタイム、MIOに3枚目のたくあんが出たり、両者攻め込む場面があったりのスペクタクルでしたが、どちらも得点は奪いきれません。

 

 

 そしてそのまま試合終了。1-1の引き分けとなりました。

 

 

 最終結果。勝ちたいのは当然ですが、あんな退場処分で負けていたらやり場のない悪感情を抱えたまま1週間を過ごさなければならなかったわけで、その点では魁麻に救われたと言えるでしょう。

 何より、このところ試合終了間際の失点が相次いでいたのが、10人でのプレーで出なかったのは好材料。これは自信にしてほしいですね。

 

 

 試合後の挨拶で、次のホームゲームにご家族ご友人誘い合わせてのご来場を呼び掛けるゲームキャプテンの横竹。荒れそうな試合の中でチームをよく冷静に保てたと思います。

 ついに来場者数4ケタの壁を破った高知ユナイテッドSC。実のところ、学校・企業でだいぶ動員がかかっていたのは一目瞭然でしたし、それでも目標の平均2000人には及ばない、というか、平均2000人なので、これまでの分を考えれば1試合5000人近くは来ないとマズい、という事実は認めなければなりません。

 ただ、選手の懸命のプレーと鮮やかなゴールで、来場した人の多くの心は掴めたと思います。あくまで感覚的な話になるのですが、手拍子と鳴子によって選手を「押せた」と感じられたのは、私だけでは決してないと確信します。

 これが4ケタの力なのか!その実感が、この試合で得た勝ち点1以上の収穫かも知れません。

 

 

 そして次回のホームゲームは7月3日(日)、普段と違って15時のキックオフです。

 というわけで、みんなぁも4ケタの力に、なってみん?5ケタでもかまんよ(笑)