この秋も高知県各地の集落活動センターが「とさのさと」に集まって「ふるさと・えいもん集(あつ)マルシェ」が開催。知る人ぞ知るあの二人組も来るそうで、行ってみることにしました。
高知県内各地に設立され、地域ごとにさまざまな活動を行っている集落活動センター。当方もそのうちのひとつ、集落活動センター佐賀北部をパートナーとして、学部の実習活動を行っているのは、再三記してきた通りです。
ちなみに、集落活動センターについてあまりなじみがない方は、ポータルサイト「えいとここうち」がご参考になるかと思います。
そして、10月17日に高知市内のファーマーズマーケット「とさのさと」前で、各地の集落活動センターが集まり、特産品や雑貨を販売する「ふるさと・えいもん集(あつ)マルシェ」が開催されました。
普段は現地まで出向かないと見られないものや買えないものが集まるというので、私も行ってきました。
集落活動センターの説明と、県内の分布が記されています。私が高知に来た時からは倍以上に増えていて、地域協働学部の実習地でも、新たに発足したところがあります。
幡多地域での集落活動センターの一覧。地域協働学部は、佐賀北部に加えて、蜷川(みながわ)のであいの里さんでお世話になっております。
各地の集落活動センターが小間を連ねて、展示販売を行っています。試食もいろいろあります。
当日はクイズラリーも開催。ただ、答えが示されていないものもあり、集落活動センターの方に話を聞いて、聞くだけだと申し訳ないので、なんか買うことにします。
って、ひょっと、そうやって売り上げを伸ばすのが本当の狙いなのでは……恐ろしい子!
集落活動センターで作られるのはお総菜などが結構あります。それらは日持ちするわけではないので、実のところ、現地で食べるでもなければ買う機会は限られるんですよね。
なので、今回のように買って帰るのに何の問題もないというのは、貴重な機会だったりします。
ゆすはら西の小間で見つけたガチャ。鹿革キーホルダーの中に当たりとして鹿角キーホルダーが混ざっています。
妻が試したところ革の方が当たりましたが、これで500円なので、全く損した気にはなりません。
他に、集落活動センターの商品で目立つのは地元の皆さんが作った手工芸品です。基本は布製品やニット、木工品、最近だと布製マスクもあります。
中にはこんなものも。かわいらしい色と形ですが、これ、本気で使うと足が痛いんですね。ええ、とても……
そんな感じでお店をいろいろ見ながら歩いて行きます。すると、いきなり写真パネルが登場。
出た……ししとう家族!
「ししとう家族」は三原村の公式キャラクター。ししとうが3人家族でキャラクター化したのですが、息子さんは成長して出荷され、現在は夫婦で活動されている、ということです。
そして、イラストはあんな感じですが、実際はこんな感じ。
いや、そりゃ、ししとうですから。ししとうがキャラクターになったんですから……
とりあえず自分にそう言い聞かせたところで、この日はししとう家族が不定期に出没するとのこと。ただ三原村の集落活動センターの方に聞くと、出てくるには時間があるとのことなので、待ってみることにします。
ちなみに、パネルはもうひとつあって、こちらは室戸市椎名(廃校水族館のあるところですね)のものでした。
で、しばらく併設するアグリコレットで休憩していると、何の前触れもなしに、緑の物体が視界に飛び込んできました。何事かと思っていると……
出た!
最初は何が起きたのか分からなかったのですが、少ししてししとう家族がやってきたと認識できました。とりあえず後をついて行くことにします。
とさのさとからマルシェの会場に向かっています。さらに追っていくと会場を通り抜け、先程のパネルまでやって来ました。
ししとう家族のパネルと実物。告知では黙る子も泣く「泣く子も黙る」とありましたが、子どもたちは黙るでもなく泣くでもなく冷静です。まったく初見の子どももいるろうに、高知の子どもはこの手の衝撃に慣れっこなのでしょうか。
ともあれ、ここまで来たからには即席の撮影会です。
子どもたちが順に写真を撮ってもらっていたところ、われわれにもお誘いがありました。
ちょっと腰が引け迷いましたが、そうそうある機会でもないので、やはり撮ってもらうことにします。
まずは、パネルから顔を出して、息子さんを囲む体で撮影。
さらに、3人で並んで撮ってもらえました。
ただ、こちらの写真で満足してしまったためか、私としたことが当日の戦果を記録するのがすっかり抜かってしまいました……
済みません、抽選で半額券を当てて買ったいしはらの里の山菜漬、ご提案通りご飯に混ぜて食べたら本当においしかったです。ありがとうございました。