三原村の朝です。外は冷いと言えばそうですが、堪えるほどでもありません。帰宅する以外は特に予定もないので、朝食を食べてから今日ものんびりします。
その朝ご飯。おいしそう……なのですが、実はここでたじろいでしまいました。
原因は卵。実は当方、生卵や茹で卵が苦手なのです。というか食べられないレベルです。普通なら残します。
ただ、聞けば地鶏の生卵。絶対良い卵です。
どうしよう?無理なのは無理だけど、好きな人なら間違いなく美味しいというはずなのにもったいない。
でも無理……けど、残したら勿体ないというか申し訳ないし。ひょっとこれならいけるか、いやずーっと生卵ダメだったし、でも……
ええい、いっちゃれ!
というわけで、40年以上ダメだった卵かけご飯、腹を括って試してみました。そうしたところ、
食べられました。
嫌な味を感じることもなかったですし、普通に美味しく食べられました。いい歳になっても食わず嫌いって何とかできるものなんですね。
ただ、それもこれも卵が良かったから。それだけじゃなくて、お醤油は土佐清水の宗田節のだし醤油、ご飯はお米粒の立った鍋炊き、これで美味しくないわけがないのです。
なので今回は卵かけご飯が本当に美味しく食べられましたが、あくまで良い条件が揃ったから。他でも食べられる自信はありません。
朝食後は腹ごなしに散歩。ヤギさんのところに行ってみました。
朝からのんびり。時間によっては散歩に行ったりするのでしょうか。
周囲の自治体と比べると、四万十川や足摺岬、柏島やだるま夕日と言った有名どころがあるわけではない三原村。ただゆっくり散策できる場所には事欠きません。
宿を出発して、村の中心部の近くにある高台の星ヶ丘公園、ヒメノボタンの里に行ってみました。と言っても時期は全然違うんですけどね。
モニュメントと足元には日時計。土曜日の朝なので人は全然いません。他の時間帯がどうかは知りませんが。
本格的な春はこれから。今はまだ準備中という感じの芝生です。
丘の一番上にある見晴台まで来てみました。
土曜日の午前中、1週間でいちばん時間が止まる時間帯です。遠くから大工仕事の音が聞こえますが、他は人の動きの音も姿もありません。
あとはただ、風と雲だけが流れていきます。
遠くには運動場と、大規模なビニールハウス。三原村と言えばトマトも生だったり加工品で見かけるので、そちらでしょうか。
と考えて、三原村と言えばししとうさんがいたなぁと思い出しました。
実は高知市内のイベントにおいでた時に、私の妻が出かけてサインまでもらっています。
昨日今日は残念ながら見かけなかったのですが、というか内部を見かけたけど気づかなかっただけの可能性もありますが、こちらは次回のお楽しみということで。いや、また市内においでてくれてもえいがですけんどね。
園内を歩いて回ります。今は全くシーズンではないですが、花盛りの頃はどれだけ美しいだろうか、とふと想像してみたり。
というわけで、時期を変えてまた訪れてみたいと思ったのでした。
村の中心部まで戻ってきました。コンビニ(?)で買い物です。
いわゆる観光施設ではないのですが、お土産にできるものもあって、龍馬パスポートのスタンプもたまるのでありがたいところです。
ちなみに今回は紅茶を買いました。知る人ぞ知る茶所土佐でも、和紅茶ではなく本格的な紅茶は限られます。かといって値段が張るわけでもなく、これはお勧めできます。
そして、三原村と言えばゆずドリンク。敷地に専売の自動販売機がある、のですが、なんと動作不良で買えるのは隣の普通の自販機!こちらは展示品になっていました。
というわけで、ゆずドリンクはこちら。100円ですから他の飲み物より安いわけで、それで良いのかどうか。
そんなところで三原村を辞して、市内までの帰途につきます。またそのうち、何もしないをするために来たいなぁと思う村でした。
と言いつつ、昔の文士や学者よろしく、原稿をものするために逗留もありかな、とも思ったり。