これから土佐町石原での実習を担当するからには、少しでも早く馴染めるようにしないといけません。そのためにも自分から土佐町に関わる姿勢が大事だということで、1泊2日で予習の旅に行ってきました。
さて、これまで関わってきた大豊町や黒潮町佐賀北部は、大学からのルートがほぼ一本道だったのですが、石原に関してはトップ画像の通り、ルートが複数想定されます。ただ、最短ルートが使えればそれに越したことはないので、今回はそちらを試走してみることにしました。
高知大学朝倉キャンパスから県道6号線を走ると、旧鏡村の中心部に入ります。お昼時ですし、あくまで試走なので、ちょっと道草してみます。
対岸では旧鏡村に残る小学校、新学期を待っています。
中心街よりは桜の開花は遅めで、今がちょうど見頃のようです。良い時期に来ることができました。
ここでは地元の温泉に寄っていくことにしました。
小さな温泉ですが、平日昼間でも利用する人がいて、地元に根付いているのを感じました。
本来ならここでお昼ご飯も食べたかったのですが、今は土休日のみの営業ということで断念。土佐町までそんなにかからないだろうし、着いてからでいいや、と再び出発しました。
が、ただ、そこからの道を走る中で気づきました。
このルート、たぶん違う。
はい、もうお気づきの方、ご存知の方もいらっしゃいますよね。県道、もとい、険道6号線。最狭両側0.7車線ぐらいのトラバース、ところどころガードレールなし、折れ曲がった先が横手に見えるヘアピンカーブは当たり前、集落があればときに軒先を突っ切る。あのヨサク(国道439号線)杓子峠以来、久々の緊張感を味わいました。
それでも何とか高知市といの町の境まで来ました。鏡村と吾北村と言った方が実感が湧くかも知れません。だいたいこんな感じの道幅です。
ここまで通ってきた高知市旧鏡村の道を振り返ってみました。
切り通しの先、これが高知市内方面の道です。
信じられない人もいると思うので、念のため書いておきます。一ケタ県道です。
そして、こちらがこれから進んでいく道です。かなり整備された道路ですが(当社比)、下りなのが心配です。
いや、だったら下るなと言われたら困るのですが。
SレンジどころかBレンジを久々に多用しながら峠を下ると、三叉路に出てきました。左に行けばかつての吾北村から池川町や吾川村方面、右は引き続き県道6号線で、土佐町を経て大川村から愛媛県に向かいます。当然今回は右折します。
左折した先はこうなっています。この先が思いやられますね。
ちなみに、こちらは国道439号線の旧道です。今はこの下を長いトンネルが通っていますが、そんなに遠くない以前は、これが国道だったのです。
こちらが右折した先の県道6号線。こちらもかつては国道439号線との重複区間だったはずです。先程と比べたら、はるかに整った良い道ですね。
なおその先は、推して知るべし。
そしてさらに下っていくと、県道と旧国道の分岐に出てきました。右手に見えるのが旧国道です。で合ってますよね、うん。
ちなみに、ここまで走った区間は全て動画がアップされています。下記リンク先、「その2」の途中までです。お時間があればぜひご堪能ください。
というわけで結論。
このルート、実習では使われん。
ってか、どういうルートで石原に行ってるのか、最初から同僚に聞けば済む話だったんですよね。完全に頭から抜けていましたが。
なお、次のエントリはこちらからどうぞ。