室戸半島の西側に戻り、室戸ドルフィンセンターにやって来ました。ここではイルカくじにスタンプラリー、さらにイルカとのふれあいも体験しようと欲を張っているところです(笑)
室戸ドルフィンセンターがあるのは室津漁港近くの太平洋岸。間際に高い防波堤がそびえたっています。ただ南海トラフ地震となったら、これすら乗り越えるぐらいの津波がおしよせる恐れもあるかと思うと……
室戸岬は海のすぐそばまで丘陵地が迫っていて、上がろうと思うと、ご覧のように険しいつづら折りのスカイラインを登ることになります。もっとも、正確には迫ってきているわけではなくて、大地が隆起した結果、これだけの高低差のある台地が生まれたのです。
さて、ドルフィンセンターに入館します。10月から新たな指定管理者が決まったこともあってキャンペーン中ということで、イルカとの浅瀬ふれあい体験を申し込んでいたのです。
近くのプールではエサやり体験中。傍らでバケツを見つけたイルカが顔を出しています。バケツ=お魚、ぐらいに連想するアタマはあるはずです。
飼育員さんもやって来て、エサへの期待に満ちたイルカ(笑)
場内にはこんなパネルもあります。イルカやクジラ、ウミガメのパネルもあります。ドルフィンセンターですが、実はウミガメもいたりします。
港内のプールでは、これからのふれあい体験を前にイルカがスタンバイ中。
プールが開いて、これからイルカが登場します。
やって来ました!ふれあい体験というから当然と言えば当然ですが、イルカがすぐ隣にまで近づいてきます。
浅瀬ふれあい体験のプログラムでは、水中に足場が組まれていて、そこに入ってトレーナーさんの案内で、イルカと触れ合うことになります。手前に見えているのが足場です。
まずはあいさつ代わりに芸を披露。奥に投げ輪を投げると、トレーナーさんの合図で取りに行きます。
最短距離で、しかも結構なスピードで投げ輪をとりに行くイルカ。しかもあの体格ですから、まぁ波が立ちます。
難なく投げ輪を回収しています。やはり慣れたものです。
2回目は1回目とはだいぶ違う場所に投げましたが、それでもすぐに輪を探し出します。
ごほうびのお魚をもらったら、今度は参加者に横顔とひれを見せに来ました。触ってみるとイルカなのに鮫肌、なにより秋の海の中でも、体温の温かさを感じます。
相手は恒温動物ですし、身体が温かいのは考えたら分かる話ではあります。とはいえ、やはり体験して実感してこそ、腑に落ちることではあります。
続いてはイルカへのエサやりです。お魚を与えると、丸呑みします。
エサを催促するイルカ(笑)。こんな感じで立派な歯も生えているのですが、エサは噛まずに食べてしまいます。
さらに、参加者の合図でイルカが大ジャンプを披露するのですが、合図を出しながら写真を撮ることはできないので、こちらは割愛。気になる方はぜひ現地でご体験のほど。
一通り体験プログラムを終えて、イルカは再びプールに戻ります。体験プログラムでは、イルカと一緒に泳ぐというのもあって、こちらも気になるところです。ただし乗ることはできません(重要)
あ、ちなみにイルカくじは四等でした。
お昼は室戸の中心街に戻ってから。妻はキンメダイ、私はトコブシ、それぞれ釜めしを頼みました。
ふたを開ければすぐに広がる磯の香り。トコブシを噛み締めれば、さらに実感できます。キンメダイももちろん良いですが、トコブシも県東部の海沿いまで来ないと、なかなか味わえません。
直後にお客さんがたくさん来て、相当待たないといけなくなっていたので、その点もラッキーでした。ちなみに店内は座敷が分かれているので、お客さんが増えても間隔が取れずに気になることはありません。
こちらでもスタンプを押してもらい、あとはキラメッセ室戸に戻ってクジラくじです。特等へのラストチャンス!
クジラくじ降臨!!!
— キラメッセ室戸 鯨館【公式】 (@murotokujirakan) 2020年8月8日
おはようございます😊
8月8日鯨館の開館記念日に合わせクジラくじが始まります!
皆さまお待たせしました!(待っててくれました?)
感染対策をしてご来館をお待ちしております!!#高知 #室戸 #クジラ #道の駅 #くじ pic.twitter.com/I05bUzkJzV
……でしたが、こちらもやはり末等。一番小さいクジラぬいぐるみが当たりました。
とはいえ、どのくじもハズレではありません。みんな縁あって来ることになった、うちの子どもたちです。