1日目はあいにくの雨模様。それでもそこそこ賑わう室戸市の各地のうち、まずは「さばくじ」「ぶりくじ」に加えて「しゅもくじ」まで始まった廃校水族館に行くことにしました。
高知市内を出発するときはそれほどでもなかったのが、東に向かうにつれて、少しづつ雨と風が出てきました。気温もこれが気候変動下の10月かというぐらい下がり、観光にはイマイチな気候です。
それでも、室戸市内には各地から観光客が来ています。昼ご飯を食べに行こうとしたところ、お目当てのところが予約でいっぱい。夜なら構わないというので予約させてもらうことにして、先に進むことにしました。
まずは室戸岬の東岸にある室戸世界ジオパークセンターに行ってみたのですが、団体での見学が入っているとのこと。ただカフェは開いていたので、お昼ご飯にシイラフライのカレーを頂きます。
昼食後に向かったのは廃校水族館。6月に続いての再訪です。
以前より少し制限が緩和され、図書室に行けるようになりました。また前回は再開間もない平日に行ったので他の訪問者がほとんどいなかったので #桂浜水族館状態 と書いて #おとどちゃん にボコられるパターンだったのですが、土日とあって、距離がとれるばぁですがそこそこの人出です。
今回も感染予防対策のため、館内は一方通行となっています。だからといって、特に支障はありません。
手洗い場を利用したプール。2箇所ありますが、手を入れて魚介類を触っても良いタッチプールは1箇所のみなので要注意です。
ナマコやヒトデに交じって甲殻類がいるのがポイントです。
エビに続いてカニ。触るより食べる方が良いかも
先日も訪れた教室。習字の題材はいかにも室戸、という感じですが、暴風……確かに時の練習には合ってそうですが。
OCPが2台並んでいます。左は年季が入っているものの、右は新しめかなと思っていたら、
平成生まれの大半はOHPを知らない
平成生まれの大半はOHPを知らない
平成生まれの大半はOHPを知らない
平成生まれの大半はOHPを知らない
(ただいまメンタルがえぐられています)
いや、平成生まれの人たちも、いずれ「令和生まれの大半は(ry」とか言うのを見ることになるんですけどね(負け惜しみ
ちなみに、OHPの中ではめだかが泳いでいます。実はそういう展示だったのです。
ここからは大型水槽を見ていきます。ぐるぐるとウミガメが泳いでいます。こちらを見てきましたが、ごめん、エサ持ってないよ。
周囲の水槽にはイセエビがいました。お昼ご飯中のようです。
ウツボは何かと密になりますね。これが毛皮でも生えてたら、水中は寒いから温め合ってるってことになるんでしょうが、なんなんでしょうね。
さらに進むと順路の案内が出ていました。以前は見かけなかった気がします。
理科準備室の標本展示。ここはとにかく骨が集まっています。
理科室はホルマリン漬けが多く並んでいます。他にも魚が泳ぐ水槽もあったり。
一方で、黒板には、ウミガメの保護について、水族館館長のコラムが掲げられていました。
不幸な事故、不幸で済まされない環境問題は確かにあるのですが、表面だけ叩いて背後にある何が解決するのか、というのは一人一人が考えないといけないことではあります。
再開された図書室。以前から所蔵されていた本や、当日の新聞各紙を読むことができます。個人的には『動物のお医者さん』が揃っていたのがツボでした。続編があったら、二階堂が無理くり教授に昇任させられて口座を継がされてるのかなと思ったり。
外のプールに出ます。雨も風も少し強まっているので、足元注意。
前回は工事中だった屋根が完成しています。この天気なので助かります。
メインのプールでは、奥のシュモクザメはじめ、いろいろ泳いでいるところです。
波が経っていて見えにくいですがシュモクザメ。掃除機の形で左右に目がついているという変わった風貌、ただ今も普通に生息しているのですから、それなりに環境に適応していたのでしょう。
とはいえ、こうして見るといかにもサメですね、と思うジョーズ世代です。
この日は割と魚も大人しめでした。天気が悪いのが関係しているのかいないのか、と思いましたが、むしろ水温が下がったせいでしょうか。
一通り見たところでくじに挑戦。目指すは特等の巨大シュモクザメ!
……でしたが、結果は末等の四等でした。まぁでも、小さくてもユーモラスで可愛いものです。くじらリーのスタンプも押してもらい、最低限のことはできました。
この後室戸半島をドライブして投宿。部屋にはなんと暖房が入っていました。
10月の室戸岬で、と驚かれるかも知れませんが、そればぁ冷やかった(寒かった)ので、人心地付けた気分でした。