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地域系学部というのに加わった大学教員による高知発モンゴル発のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

2020モンゴル国会総選挙一口メモ(1)モンゴル国の国会「国家大会議」

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 2020年はモンゴル国の国会「国家大会議」の総選挙の年です。今のところ総選挙は当初予定通り6月24日に実施、先月末には参加政党・同盟の届け出・承認も無事終了しました。そこで今回から、総選挙に関する不定期連載エントリをお送りします。

 

 

 さて、そもそもモンゴルの国会「国家大会議」についてどんなものなの?という方もいらっしゃるでしょうから、簡単な説明を先にさせていただきます。

 モンゴルの国会・立法府は、定員76名の単一の議院「国家大会議」から成っています。任期は4年ですが、日本と違って解散へのハードルが非常に高く(手続きが難しく、動機にも乏しい)、これまで解散総選挙はありません。1992年に現行憲法下で初の選挙が実施され、以来4年に一度、定期的に総選挙が行われています。

 実はモンゴルでは昨年(2019年)に憲法が改正され、その施行が今月5月25日に迫っています。この改正の中で国会の議席数も増える*1、はずだったのですが、いつのまにか議論がしぼんでしまい、現行通りとなりました。

 というわけで、以下国会については、前回(2016年)総選挙の際の解説が当てはまってしまいます。というわけで、あらためて書くこともないので、詳しくはそちらをご参照ください(汗)

 

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 ただし、選挙制度はまたも変わりました。というか、改正された選挙法が例によって憲法裁判所の審査に引っかかってしまい、これから選挙までにさらに変わる可能性が高い状況です。

 ではどう変わるのか、ってかなんで来月選挙なのにこうなるのか!?この点は第2回エントリをお読みください。

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*1:モンゴルでは国家大会議の議席数は憲法で定められていて、日本のように簡単には変えられません