
桂浜水族館の本館を出てきました。もうすぐアシカショーの時間だそうなので、行ってみることにします。
桂浜水族館訪問記、こちらは下篇です。上篇は下記リンク先からどうぞ。

早速アシカが見つかりました!
と思ったら違いました!
後ろの看板が見えてなかったんですね。
というか看板がなければ分からんがか、という話ですが、分からんがです。

というわけで、トドでした。海沿いの水族館の中には、トドが海から勝手に上がりこんで来たり、公募を見て来たりする例がありますが、こちらは桂浜から上陸してきたわけではなく、他の水族館からやってきたそうです。

こちらがアシカです。アシカとアザラシとトドの見分け方はもちろんありますが、聞くたびに忘れます。

こちらはアシカのケイタ君。お客さんに拍手を求めています。

まずはボールを鼻先に乗せて、ステージの端から端へと移動していきます。

こんな感じで移動はお手の物。最後は台の上に上がってポーズをとります。

もっと難しい芸をというので、棒状のものを乗せて移動します。これ、何かと思ったら、チンアナゴ状のリコーダーだそうです。

続いては輪投げ。徐々に距離を取っていきますが、投げ方さえ問題なければ余裕で首にかけていきます。

最後は大技。見えにくくて申し訳ないのですが、プールから飛び上がって、空中につるされたボールを尾びれで蹴り上げた瞬間です。

ショーが終わって一息。リラックス中のケイタ君でした。

続いてはカピバラ舎。水族館なのですがカピバラがいます。他の水族館でも見かけることがあります。

が、こちら、まるで動く気配がありません。寒いし眠いしで、固まって休眠中。仕方がないので、他に行ってみます。

こちらはフンボルトペンギンのペンギン団地。もうすぐふれあいタイムがあるそうです。

サブプールにもペンギンがいっぱいです。聞けばフンボルトペンギンは日本の動水族園で最も繁殖がうまくいっている動物の一つなのだとか。

ペンギンにはそれぞれ名前がついていて、全員にネームタグが付けられています。ちょっと見づらいですが、左の手羽の付け根辺りです。

そうするうちにふれあいタイムが始まりました。外に出ようとするペンギンは他にもいましたが、まずは1羽のみ。

飼育員さんからペンギンの生態について説明があります。ペンギンは海の中で餌をとるのですが、天敵に食べられる危険もあります。なので、波打ち際まで行ってもなかなか入ろうとしないのですが、最初の1羽が飛び込むと、それをきっかけに後からどんどん続いていくとのこと。
この最初の1羽をファーストペンギンと呼ぶ、という話は読んだり聞いたりしたことのある人もいることでしょう。ただし、そこで飛び込むのは年長のペンギンで、若いペンギンは怖がって奥の方に引っ込んでいるそうです。
なので、「ファーストペンギンになれ」とか言って年長者が若手をけしかけるのはペンギンの生態とは矛盾する行為になります。
私もここに来るまで全然知らなかったのですが、皆さんくれぐれもご注意ください。

飼育員の手を離れると、どこへともなく歩き回ります。たまの散歩を楽しんでいるようです。

もう1羽も出てきました。連れだってどこに行くのかというと、

行った先はフードコート前。飼育員さんのおごりで普段より豪華なお昼ご飯を食べようともくろんでいるみたいです。

ただ、そううまくいくわけもなく、最後は飼育員さんの両脇に抱えられて、ペンギン団地へと戻っていきました。
ちなみに、桂浜水族館の詳細については同館ウェブサイトにて。
SNSアカウントもいろいろありますが、界隈で超話題なのがtwitterのもの。
で、調べたらフォローが抜かっていたので(汗)、慌てて追加しておきました。