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地域系学部というのに加わった大学教員による高知発モンゴル発のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2019観戦記・SRC広島対ブランデュー弘前戦

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 地方サッカーリーグクラス日本一を決める全国地域サッカーチャンピオンズリーグ。今年は1次リーグCグループが春野球技場で開催されます。3日連続3試合のハードスケジュールのうち、第3節の2試合を観に行きました。

 

 

 全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(長いので以下「地域CL」)は、全国各地方サッカーリーグの覇者9チームに加えて、全国社会人サッカー選手権(以下「全社」)でベスト4に入った地方サッカーリーグ2位または3位チーム、あるいは地方サッカーリーグ2位チームでJリーグ百年構想クラブまたは各地方の輪番枠を得たチームから3チームを選出し、合わせて12チームがエントリーします。

 出場する12チームは3グループに分かれて総当たりの1次リーグに参戦。各グループ1位チームと、2位チームのうち最も成績が良かった1チームが決勝リーグに進みます。そして決勝リーグで優勝、準優勝となったチームは、希望に基づいて社会人サッカーの最高峰JFL日本フットボールリーグ)に昇格することができます。

 Jリーグ加盟を目指すチームにとっては、JFLが最後の難関。ただ、昇格権を得るのは12チーム中たったの2チームだけ。しかも1次リーグは3日連続、決勝リーグは中1日だけで5日間、昇格条件も日程も極めて過酷な戦いです。

 

www.jfa.jp

 

 今年四国サッカーリーグ3連覇を果たした高知ユナイテッドSCは、過去2回地域CLの1次リーグの壁に跳ね返されてきました。しかも去年は勝ち点ゼロの惨敗です。しかし、今年は地元高知で1次リーグが開催されるという絶好のチャンス、ここで勝ち上がらないわけにはいきません。

 はたして始まった1次リーグ、高知ユナイテッドは東北サッカーリーグで2位ながら輪番の出場枠を得たブランデュー弘前中国サッカーリーグ(中国地方なので念のため)で優勝したSRC広島関西サッカーリーグ優勝にして全社準優勝のおこしやす京都(以下「お京都」)との対戦が決定。その中で前日までに、2試合2勝。まだ安心はできないまでも、優位に戦いを進めてきました。そして今日は運命の第3節、お京都と1位をかけて第2試合で激突します。

 ただしその前に第1試合。SRC広島ブランデュー弘前との対戦から観ることにします。

 

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 地域CLだけあって、時計までついています。この日はSRC広島がホーム、ブランデュー弘前がアウェー扱いです。

 

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 弘前なので横断幕も津軽の言葉。「じゃわめぐ」とはぞくぞくする、居ても立っても居られないような高揚感を表現するのだそうです。

 

kuroishi.or.jp

hirosaki.keizai.biz

 

 ただ、ブランデュー弘前SRC広島も、第2節まででともに2敗となり、既に敗退が決定。Jへの挑戦はまた来年に持ち越しです。

 

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 メインスタンドには、遠く弘前から駆けつけたサポーターが寄せ書きを掲げています。

 

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 ベンチの壁にも寄せ書きの入った団旗。リーグ戦の結果はどうあれ、負けたままで帰りたくはないはずです。

 

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 審判団と両チームの選手が入場してきました。特に音楽等はありませんが、弘前のサポーターからねぷたまつりの「ヤーヤドー」の掛け声が上がります。

 

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 ブランデュー弘前の先発イレブン。アウェー扱いですがホームユニ着用です。今年の1次リーグでの下馬評は決して低くなかったのですが、第1節で高知ユナイテッドSCに逃げ切られたのが痛手となりました。逆に高知は前年の1次リーグで敗れた借りを返した形です。

 

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 こちらは広島SRC。第1節でお京都に惜敗すると、第2節では高知に0-7の大敗。中国サッカーリーグ最終節で劇的な優勝を果たした勢いを見せることができません。

 

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 前半は弘前ボールでのキックオフ。開始早々攻守が頻繁に入れ替わる展開です。

 

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 四国サッカーリーグとは違い、スタンドとの間に仕切りが設けられています。それでも間近でプレーする臨場感はそのままです。

 ちなみに、この日は高知もアウェー扱いになるので、弘前側で観ています。

 

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 攻め合いが続く中、試合が動いたのは前半28分。ブランデュー19番笠原が左から上げたクロスがSRC選手の脚に当たり、ボールはそのままゴールへ。SRCにとっては流れの悪さを痛感する展開です。

 

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 このまま今日もズルズルと押されるかと思いきや、SRCは立ち直ります。41分には11番キャプテン林が放ったシュートが相手守備とキーパーの間を縫ってゴールへ。意地の同点劇を見せつけます。

 

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 その後は両チームとも得点はなし。アディッショナルタイムには弘前サポからヤーヤドーの声が上がる中、1-1で前半が終了します。

 

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 後半はSRCボールで始まります。当初はSRCの攻めが目立ちましたが、徐々に弘前がペースをつかんでいきます。

 

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 そして57分、弘前は11番高橋がゴール前左から落ち着いてシュートを決め、勝ち越しに成功します。

 

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 さらに75分、弘前19番笠原が右からのラストパスにきっちり合わせて押し込み、3点目を奪います。

 その後は再び両チームの攻め合い。地域CLでは交代枠が5人までなこともあり、次々とサブの選手を投入していきます。

 

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 ただ、試合自体が動くことはなく、そのままタイムアップ。弘前が最後に勝ち点3を得ることになりました。

 

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 最終スコア。SRCは何とかゼロ得点での敗退は免れました。

 

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 試合終了後、メインスタンドの方に行く途中で、弘前の選手がサポが待つバックスタンドに行くのを見かけました。サポと一緒に、勝利のラインダンスを踊っています。

 1次リーグで敗れた両チームにとっては、この試合が今年最後の公式戦。そしてこのメンバーで戦うのも、おそらくこれが最後です。

 これから別れと出会いを経て、チームは来季の挑戦へと向かっていきます。

 

 そして、続く第2試合はこちらで。

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