春野球技場での第42回四国サッカーリーグ第2節、第2試合はKUFC南国がアルヴェリオ高松を迎えます。どちらも前節で引き分けており、初勝利を懸けての対戦です。
試合前のコイントス。この結果サイドチェンジとなり、前半はKUFCが風下、アルヴェリオが風上に立つことになりました。
試合開始のキックオフはアルヴェリオ。ここからしばらくは一進一退が続きます。
そんな中、前半17分にはアルヴェリオ堀が反スポーツ行為でたくあん。アルヴェリオは後半にも2人がたくあんを喰らいます。
一方のKUFCはセットプレーの場面を作りながらシュートをはじかれ、なかなか得点できません。
後半はKUFCキックオフ。ここからもお互い攻め合いながら、シュートを決めきれません。
KUFCはセットプレーのチャンスが続くも、アルヴェリオの守備陣にシュートを阻まれます。一方のアルヴェリオも速攻を見せながら、シュートが外れます。
そんな中、均衡を破ったのはKUFCでした。後半31分、中田が正面からのシュートでゴールをこじ開けます。
直後の後半33分にはKUFC出口が相手ゴールエリアで倒されPK。これを本人がきっちり決めて、2点目を手にします。
さらに、後半37分には大塚が正面からのシュートを突き刺し、KUFCが1点を加えます。
一気に苦しくなったアルヴェリオは、後半39分にゴール前の競り合いから竹谷が押し込み、何とか1点を返します。
しかし、アディショナルタイムにはKUFCが相手守備陣の裏を突き、竹内が押し込んでダメを押します。
そして試合終了。KUFC、失点はしましたが今季初勝利です。前節終了時は8チーム中6チームが勝ち点1で並んでいましたが、他の試合も含め、今節で明暗がくっきりと分かれました。
地方リーグともなれば、試合後の後片付けもホームチームが自分たちで行わないといけません。次節も春野球技場で2試合、KUFCはllamas高知FCとのダービーに挑みます。