今年も四国サッカーリーグが始まっています。開幕戦は仕事で観られなかったのですが、第2節の春野球技場開催試合は2つとも観てきました。まずは第1試合の模様から。
第1試合はllamas高知と高知ユナイテッドSCのダービー。この日はllamasの持ち試合なので、高知ユナイテッドSCの選手はアウェーユニ着用になります。
llamasの選手が試合前撮影に臨みます。昨季は7位に沈んだllamasですが、前節は昨季2位のFC徳島(徳島セレステから改称)相手に引き分けて勝ち点ゲット。高知ユナイテッドも決して油断はできません。
前半は高知ユナイテッドのキックオフで開始。しばらくはllamasが守備を固めるのに対し、高知ユナイテッドが攻めあぐねながらもミドルシュートやロングシュートで揺さぶりをかけます。
そして前半27分。ユナイテッドは右からのコーナーキックに藤田が頭で合わせてゴール!llamasの守備をこじ開けました。
続く32分には村上がGKと1対1の場面から落ち着いて決めて2点目。この後もユナイテッドが押し気味に進め、前半は2-0で終了します。
ハーフタイムで #コミュサカグルメ といきたいところだったのですが、この日はユナイテッドの主催試合ではないので、出店は基本ありません。なので、来る途中の「くいしんぼ如月」でジャポリタンを買っていきました。リンク先にもありますが、焼きそば味のスパゲティです。
しかしURL(笑)
さて、後半が始まるとユナイテッドが早々に得点機をつかみます。3分に平田がllamasゴールエリア内で倒されPK獲得。これを菅原がゴール右端に決め、3点目。
一方のllamasは後半9分に川村がラフプレーでたくあんを喰らいます(ちなみに、前半にはユナイテッドのユンにもたくあんが出ていたそうですが、撮り逃しました)。
llamasには悪い流れが続きます。後半17分には楠瀬に代えて大西が出場したのですが、
すぐさまユナイテッドの選手との接触で頭を強打。担架で運び出された上、救急車で搬送されます。これにllamasの選手からはファウルではないかと不満の声が上がりますが、流れからの接触で意図的なものではないというのが主審の説明でした。この辺、審判と選手のやり取りも結構聞き取れるんですよね。
このあと得点の動きはしばし止まりましたが、試合はユナイテッド支配で進みます。そして後半33分、堀江が正面からのシュートをゴールに突き刺し、4点目が入ります。
そして後半34分にまたも堀江。今度は縦からパスを受けて押し込み、5点目を奪います。
さらに後半37分には中林がゴール。クロスにうまく合わせて6点目です。
そして、アディショナルタイムにもユナイテッドの攻めは止まりません。後半46分には中林がスルーパスを貰ったところを確実に決め、この日2ゴール目です。
そして後半48分、横竹がゴール前の混雑から抜け出すとゴール右に叩き込み、8点目を奪いました。
結局試合はアディショナルタイム5分で終了。高知ユナイテッドSC、前節に続き大勝を収めました。
スコアもさることながら、内容的にも今日のユナイテッドは非常に良かったと思います。前半は引いてきた相手に対してミドル・ロングを警戒させておき、しんどくなってくる(はずの)後半30分以降に畳み掛けて、取れる点は取れるだけ取っておく。盤石の戦いだったと言えるでしょう。
他方で、以前FC今治がいた頃は、後ろがつかえとるんやき、すっとJFLに上がってくれと思っていたものですが、いまや高知ユナイテッドがその状態になったようにも見えます。第1節で唯一勝ちを収めてあっさり単独首位に立ち、この日も大勝で、他の試合次第では、このまま「一人旅」になりそうですし。
そして、JFL行きを懸けた地域チャンピオンズリーグを考えれば、自身と同格以上のチームとどう戦うのかが課題になるわけで、そういう機会を今から作る必要があります。その点では、天皇杯や全国社会人サッカー大会の本戦出場は必須で、特に後者で勝ち上がれるようにならないといけません。
さて、試合後にサポーターから藤田に対してプレゼントが送られました。この日が誕生日で、どうもバースデーケーキっぽいです。
ファンに深々と頭を下げる藤田。高知ユナイテッドSC、サポーターも含めて雰囲気は良好です。