春は馬車どころか特急列車に乗ってぐらいの勢いでやって来ました。香南市西川花公園の花々も、一気に満開になったと聞き及び、これは急がねばと、昨日行ってきました。
西川に行ってみると、花公園への来場者と車で大混雑。駐車場も溢れ気味で、駐車可能な路肩に何十台も車が並ぶほどでしたが、何とか空きを見つけて車を滑り込ませられました。駐車場から花公園までの道も、満開の桜と菜の花が両脇を固めています。
1年ぶりの花公園。見ての通り、一点の曇りもなく花満開です。
花公園のはるか手前の道路側でも、桜が見頃を迎えています。花公園に行くまでの道も花見です。
花公園のふもとまでやって来ました。菜の花の絨毯の上に、桜や桃の花が浮かんでいます。
黄色と黄緑色、そして濃淡のピンクでほぼ埋められた世界。圧倒的な春です。
今年も出ましたジャンプ台。箒に跨って跳べば『魔女の宅急便』の気分です(?)
花公園に入りました。一面に敷き詰められた菜の花から桜の木、桃の木が生えている感じです。
こうして近づいて見ると、菜の花から木が生えている感じがなおのことしてきます。
1年以上前のことを思い出すのは難しいのですが、それでも年々花々の規模が拡がっているように思えてなりません。
桜の花……だと思うのですが、同じ木に濃いピンク、淡いピンク、さらには両方の色がまだらになった花が咲いています。この辺何がどうなっているのか、いちど詳しい方に伺ってみたいものです。
花公園にあるのは桜や桃、菜の花ばかりでもありません。こういう大輪の花も開いています。
その他にもある花々については、小さな解説が道端に立っています。QRコードまであります。中山間地でも、時流に合ったサービスはあるのです。
こちらは花こそ少なめなものの、結構な枝垂れっぷりです。
さらにこちらは華やかに枝垂れています。
中には、異様に高い木もあります。もっとも、中程に枝があったとしても、他の木と被さってしまうので、これはこれで合理的です。
もとは杉の多い高知県。花公園の外にはたくさん植わっている一方、中にもないではありません。ただ、これだけ杉が多いというのに、高知に来て花粉症で苦しんでいるという人はまだ見かけていない気がします。見かけていないだけですが。
花公園の花に気を取られがちですが、遠くに目を向けると、向かいの山々も、あちらこちら淡い色で彩られています。
山の中腹から少し上のところ、ハナモモの木が何本か植樹されています。これは昨年設けられたオーナー制度によるもの(だったはず)です。こちらの木は高知大学地域協働学部の香南市(西川地区集落活動センター)1期生全員によるものです。
山頂からふもとに戻って来ました。正午を少し回ったということで、今回もここで昼食です。
で、今回も花うどん。普通なら小さな添え物程度(というか添え物そのもの)の菜の花が、大きく載っています。天ぷらや揚げほどではないにせよ、結構なサイズです。
ちなみに、今回は高知大学地域協働学部の有志も出店しています。
ドライオレンジにチョコレートソースをかけた逸品は、株式会社里人によるもの。おやつや洋酒に合わせたスナックにはもってこいです。
昼食も済ませたところで、菜の花の中を降りていきます。
先月末から咲き出していた菜の花。意外と長くもっています。
段々畑を埋める菜の花。ここまで来ると、いちいちコメントも思い浮かばなくなってきます(苦)。書き手としてはどうかと思いますが、とにかく花々をお楽しみください。
花公園の外に出てきました。これだけ花があって、どう外なんだと思われるかも知れませんが、外は外です。
花祭りは4月1日(日)まで開催されます。ただ、桜は満開で揃って今がまさにピーク、そろそろ散り初めになりそうな塩梅です。いっそ今日明日ぐらい、無理くり休みを取って出掛けられても良いかも知れませんね。ただし一切責任は負いませんが(笑)