香我美のチューリップ祭り会場から車で10分あまり。今年も西川地区で開催中の西川花祭りに行ってきました。
1年ぶりの花祭り。去年はこんな感じでした。
花公園への道の途中に、今年はこんなジャンプ台ができていました。ジャンプしたところで写真を撮る用のようです。
さらによく見ると、竹箒が立てかけてあります。またがってジャンプして、魔女風の写真でも撮るのでしょうか。
花公園全景。今年は桃や桜の開花が遅れてようですが、菜の花はご覧の通り一面に咲いています。
橋を渡れば花公園。去年と比べて橋がだいぶ立派になっています。
花公園の案内図。ここからは山の上までの登り坂です。
いったい何千本あるのかと不思議になるぐらいの菜の花。小さな子どもなら、視界が菜の花で埋め尽くされるのではないかという気もします。
去年もあった、菜の花の中のテーブル。椅子まで埋もれてしまいそうな勢いです。
まだ蕾ばかりの木も多い中、こちらの八重桜は割合よく咲いています。
もう少し鮮明な写真を撮りたかったのですが、機材と使い手の腕では、このぐらいが限界です。
こちらも、晴れていたらもっと明るい感じで撮れたのに、と責任転嫁。
さて、花公園を上がっていくと、公園を管理する西川集落活動センターの紹介パネルが展示されています。詳しい内容は、ぜひ現地でご確認ください(丸投げ
香我美のチューリップ園は、花の品種管理から園内の配置に至るまで、終始人手によって管理する園芸というイメージでしたが、こちらは人の手が入ってないわけはもちろんないものの、むしろ花々が自ら咲き誇るのを鑑賞するという感じです。
ただ、どちらが良い悪いというものではなく、対照的な花のイベントが同じ市内で同じ時期に楽しめるのですから、実にぜいたくな話です。
さらに上がっていきます。やはり、花の盛りはまだ先のようです。
かなり登ってきました。山肌が一面の花盛りになれば、それはそれは美しいことでしょう。ただ、その姿を実際に見るばかりでなく、想像するのも風流なことです。「花はさかりに、月はくまなきをのみ見るものかは」という徒然草の一節を、国語で学んだ方も多いのではないでしょうか。
といいつつ、満開だったら満開で、観に行きたくなるのが人情ってものですが。
ただ、そんな壮麗な景色ばかりでなく、足元に咲く花に目を転じるのも楽しいこと。こちらは紫のかわいらしいノジスミレ、きちんと説明板がついているのが良いですね。
このあと頂上から下っていると、意外な方に出会いました。
香南市のマスコットこーにゃん!今までネタにはしてきましたが、直接対面するのは初めてです。
そのこーにゃんが現れたのは、花公園の途中にあるイベント・物販スペース。近くにベンチがあるので昼食も食べられますし、知る人ぞ知るみかんジャムをはじめ、お土産になるものもいろいろとあります。
今年はみかんジャムに加えてみかんのピューレも登場していました。日和が良かったらアイスも買ってたところなのですが、いくらなんでも無理でした(苦笑)
というわけで本日の昼食は、菜の花を添えた花うどんと田舎寿司。ちなみにようかんはコーヒー味です。
そしてデザートはみかんプリン。みかんに外れはないだけに、期待は高まります。
実際食べてみると、紛れもなくみかんです。おいしいみかんとプリンの食感です。私の職業でこういう時に語彙が出てこないのはかなりマズいとは思うのですが、いろいろ考えて最も妥当な表現がこうなりました。
しばらくすると、こーにゃんが再登場。子どもにも若い人たちにも結構人気だったようです。調べてみると、元は市の広報誌の4コマに出てきたキャラクターだったそうで、はじめからゆるキャラ狙いで登場したわけではなさそうです。
という感じで、花の盛りはまだ先ながら、物販などで賑わう西川花祭りですが、このほど期間が4月2日(日)までだったところ、9日(日)まで延長されました!
花公園自体は祭りに関係なくあるのですが、やはり満開の花を見るだけではなく、昼食が食べられたり、買って帰れるものがあった方が良いですよね。チューリップ祭りも4月上旬は開催ということですので、まだまだどちらも訪れるチャンスはありますよ。
なお、チューリップ祭りの模様はこちらで。