歯車が完全に狂い、気が付けば前期優勝を逃してしまった高知ファイティングドッグス。それでも何とか連敗を8で止め、久々の期間2位を確保しました。そんな中で迎えた変則ダブルヘッダー、休みを取ったのを良いことに、第1試合から観に来ました。
チームメイトとアップ中のマニー。当初はザックやアンダーソンと固まるところをよく見ましたが、最近は他の選手とやり取りをするところも普通に見かけます。
この日はビール99円デー。第1試合から第2試合の終わりまで、ビールが1杯99円です。ただ、100円出して1円のお釣りをもらわない人も少なからずいました。私もそうですが、1円だけもらうのもだんだん面倒に感じるわけで。
平日の昼でも出店はありまして、今回は先日食べ損ねた手羽先ぎょうざを入手しました。確かに手羽先の中にぎょうざの具が入っていて、手羽の端まで美味しく食べられます。
さて、この日のスタメンです。しばらく見ない間にアンダーソンの打順が下がっています。キャッチャーもアンソングから前田になっていますが、ダブルヘッダーなので交互にスタメン出場する可能性もあります。
ファイティングドッグスの先発投手林。初回は走者を出しながらも粘って無失点です。
一方の愛媛マンダリンパイレーツの先発は西村。こちらも立ち上がりに苦しみます。
1死2塁でマニーを迎え、ここで暴投。さらにマニーにもストレートのフォアボールを与えてしまいます。
ここでザックが三遊間をきちっと破り、ファイティングドッグスが早速先取点。ここでたたみかけたいところでしたが、この回は結局この得点のみになります。
すると直後の2回表、2死1, 2塁で繁田が放った何でもないセカンドゴロを山下がトンネル。愛媛が早速同点に追いつきます。
この後しばらく試合は膠着しましたが、5回裏に1死1, 2塁から深江が三塁盗塁に成功。ここで山下が左中間に汚名返上の二塁打を放ち、ファイティングドッグスが再び勝ち越します。
ところが、直後の6回表に林がつかまります。2死2, 3塁から白方がライトオーバーの二塁打を放ち、2-3と逆転を許してしまいます。
さらに繁田のセンター前ヒットで、愛媛がさらに1点を追加しました。
連敗中ならこれで負け気分が一気に広がったところでしょう。ただ、選手が落ち込む様子はなく、まだ反撃の機会をうかがっているようです。
そして、逆転されたすぐ後の6回裏、ファイティングドッグスは先頭のアンダーソンがライトにライナー性のソロアーチを突き刺します。この回は結局この1点止まりでしたが、これで諦めムードは完全になくなりました。
7回表、ファイティングドッグスは2番手に和田を起用。無失点で流れを引き寄せます。
一方の愛媛は2番手投手に正田を送り、逃げ切り体制に入ります。
そして実現したレッドソックス対決。一方は傘下のマイナーですが。
そして、結果はマニーの二遊間を破るヒットでした。さらにヒットが続いて2塁に達したところで、この試合のマニーの仕事は終了。代走にラシィナが送られました。
7回は無得点だったファイティングドッグスですが、8回裏にチャンスが訪れます。1死2塁で打者は山下、ここで正田の前にレフトフライに倒れたかと思われましたが、レフトの林が取り損ね、2塁走者が生還。ラッキーな形で同点とします。
さらに2死1, 2塁となったところで、安藤が左中間を破る2塁打。これで1塁走者も生還し、ファイティングドッグスが2点を勝ち越しました!
こうなると9回は守護神羅國華が登板。逆に高知が必勝態勢になります。
羅は期待に応えて愛媛を抑え、これでゲームセット。久々に勝ち試合を観られました!
こちらが最終スコア。正田が負け投手になったのは日ハムファンとしては複雑ですが、それも愛媛のエラーなので、気の毒でこそあれ申し訳ない気はしません。
ヒーローインタビューは2名。まずは4打数4安打で得点にも絡んだ森田。開幕当初の打てそうにない感じが、単打ならそこそこうてそうなところまで成長しました。
そして決勝打の安藤も呼ばれました。
ひとまず第1試合を制したファイティングドッグス。夜は香川オリーブガイナーズとの対戦です。