今年度から担当学年は変わったのですが、引き続き大豊町に関われることになりました。ただし担当以外にも他学年の実習をお手伝いすることもあり、先日は1年生第1学期の「課題探求実践セミナー」でしいたけ本伏せ作業に行ってきました。
実習の詳細は、高知大学地域協働学部のウェブサイトとFacebookページでご覧いただけます。
私にとっては久しぶりの今学期の本伏せ作業。と言っても、実際は1週間前にも作業を行っている、つまりこれが今学期2回目なのですが、その前が一昨年の10月になるので、今学期1年7ヶ月ぶりに本伏せに携わったことになります。本来なら昨年も本伏せを手伝う予定があったのですが、天候やスケジュールの問題で中止になってしまったのです。
ちなみに、一昨年の授業や「本伏せ作業って何?」という方は、当時のレポートをご覧ください。もっとも、本伏せについてはあまり詳しくありませんが……
当時から現在までを振り返ってみると、しいたけ醤油という形で商品化は実現しています。商品詳細のリンクを貼っておきますね。
ただ、肉厚で都会ではぜいたくな原木しいたけにもかかわらず、販路をどうするかが相変わらず問題になっています。
また、しいたけ醤油自体のPRもまだまだです。先程気になっていろいろ検索をかけてみたのですが、「しいたけ ゆとりすと」をキーワードにしてみたところ、楽天ウェブ検索でトップに来たのは当方の過去エントリでした(汗
いや、喜んでる場合じゃないんですよ。ウェブショッピングのページとか、せめて商品の紹介ページがトップに来ないと。この辺、今後アルゴリズム次第で変わってもらえると良いのですが、そもそもウェブで買えるのかどうかという問題もありますし……ふぅ。
ともあれ、こういう課題があるからこそ、われわれのような学部があるわけです。学生がこのような課題に気づき、「じぶんごと」としてその課題を掘り下げ、ソリューションを小さなところから始め、拡げていけるよう、こちらも仕掛けていかないといけません。
写真をいくつか。こちらは仮伏せ中のしいたけ原木。これを奥右手に見えるような形で、交互に組んでいくのが本伏せ作業です。
お昼のお弁当。値段の割に結構なボリュームですが、それでも足りないので、道の駅大杉のゆずソフトクリームを追加しました(笑)
作業が終わった後はお待ちかねのしいたけ狩り!自炊する学生もいるので、みんな真剣です。
本日の作業終了。現場の従業員の方とは初対面ですが、作業を通じてすっかり打ち解けたようです。