あのマニー・ラミレスが来るんですと。この球場に。しかも向こうから話を持ち掛けてきたんですから、高知の野球ファンからすれば大感激です。
いまだに現実味がどこかなく、当ブログはすっかり出遅れてしまいましたが、いくらなんでもスルーしてしまう話ではないので、ひとまず取り上げます。
まずは公式情報を。
■ マニー・ラミレス選手 入団合意のお知らせ(高知ファイティングドッグス公式・2017年1月9日)
■ メジャー555発ラミレス選手が高知ファイティングドッグス入団|高知新聞(高知新聞・2017年1月10日)
ちなみに、高知では入団合意の発表があった日に地上波のテレビニュースでも大きく報じていました。来日はまだ先なので町中が大騒ぎとまではいきませんが、今から首を長くして待っている人は多いことでしょう。
もっとも、野球をあまり見ない方だと「誰それ?」となってしまうかも知れません。彼の凄いところはいろいろありますが、あえてまとめるなら「86年間優勝できなかったチームを全米一に導いて、最優秀選手にも選ばれた強打者」と言えば伝わるでしょうか。それだけ伝説級の選手なのです。
とはいえ、年齢を重ねれば選手としてキャリアを続けるのは難しくなります。彼もメジャーリーグからは離れて久しいのですが、引退はせず、マイナーリーグ球団(メジャーリーグ球団の下部組織。日本の二軍以下に相当)や台湾のプロ野球リーグでプレーしながら、返り咲きを目指してきました。日本の独立リーグに来るのも、彼の現役へのこだわりによるものでしょう。
ちなみに、先にも少し書きましたが、86年ぶりにボストン・レッドソックスがメジャーリーグ最高峰に達した年、2004年にプレーした選手で来日するのは彼で6人目とのこと。ケビン・ミラーを入れないのはお約束
そのマニーは3月に来日予定。当然ながら期待が止まらないわけですが、一方で高知でプレーしたとしても、期間はそう長くないのではないかという冷静な見方もあります。
ま、正直に言えば、マニーが年間を通じてプレーするかどうか疑問を呈するのは分かります。っていうか、NPBやMLB等のトップクラスのリーグからオファーがあったとして、そちらに移るのは本人の目的でもあるでしょうし、そうでないとおかしい部分もあります。むしろ、その場合も少しは高知でプレーしてもらって、高知から進出なりカムバックしたとなれば、高知の株が上がるわけですし。
そういうわけで、マニーを見たければ高知に早めに来るのをお勧めします。まだ日程は出ていませんが、ここ2年の例を見ると4月初頭から5月末に前期日程が組まれるので、これを逃す手はありませんよ。
で、高知までの交通手段は割と簡単に分かると思いますが、問題は高知に着いてから、どうやって野球場に来るかです。ただこの点は他のブログでまとめられていますので、ぜひそちらをご参照ください。
ちなみに、野球場に一番近いグランド通はこういう駅です。
高知城までは近いので、観光をからめるのも良いですね。
また高知城まで来たら、すぐ近くに飲食店や土産物が集まる「ひろめ市場」というのもあるので、そこで景気づけに一杯飲んでから球場に行くも良し、高知の郷土料理やお酒を買って球場まで持ち込むも良し。お酒なら隣の商店街のスーパーや酒屋さんでも売っているので、歩ける範囲でいろんなものが揃いますよ。
あと観光と言えば、上のブログエントリにもあるはりまや橋はネタとして必須として、どうせ高知に来るなら行ってみたいところ、食べてみたいものはあることでしょう。最近高知市内のど定番モデルルートが紹介されていたので、こちらを応用するのが良さそうです。ナイトゲームなら、夜の予定に組み込めばほぼそのまんま使えますし。
ただしご注意を。四万十川は遠いです。足摺岬はもっと遠いです。
それらほどでもありませんが、室戸岬も遠いです。
どこも高知1泊2日で行くのは無謀極まるので、できれば日数をかけて楽しんでいってくださいね。
あともう1つ、SNSでは触れましたが、大事なお話があります。
「ラミレスの入団が決まってから、「ところで監督は誰だ」なんて話も聞きます。
駒田です。よろしく。」
ということです。よろしく。
で、ミラバルは?