すっかり反応が遅くなってしまいましたが、今年前期に高知ファイティングドッグスでプレーしたマニー・ラミレス選手の契約更新が先日まとまりました!
途中一時離脱はあったものの、前期シーズンが進むにつれて貫録を示すようになったマニー。最終戦での劇的な逆転ホームランは語り草にもなることでしょう。
前期終了後に帰国した段階では去就は未定で、当然気になっていました。独立リーグでプレーするならドッグスに戻って来るだろうという確信はなぜかあったものの、NPBの選手登録機関が終わる8月以降もはたしてプレーを望むだろうか、という疑問もありました。
一方で、球団の側には葛藤もあったようです。というのも、四国アイランドリーグにも選手枠はあって、マニーと契約するということは、その枠を1つ使うことになるためです。
ただ、最後は球団もマニーも(そしておそらくは大方のファンも)歓迎できる結論が出たわけです。私も素直に喜んでおります。
更新されたマニーとの契約は2017年9月まで。後期のレギュラーシーズンの出場は当然可能で、優勝した場合のチャンピオンシップも、順調に日程が消化できれば9月内の開催は問題ないでしょう。ただし、リーグ制覇を果たした場合、北信越・北関東・滋賀の10球団からなる独立リーグであるベースボール・チャレンジ・リーグ優勝チームとのグランドチャンピオンシップがあり、これは間違いなく10月以降になるので、こちらに進出の場合は、別途交渉が必要とのことです。
が、こうなったら……グランドチャンピオンシップまで、本気で狙いたいですよね?
先日台湾プロ野球のドラフトがあり、羅國華・林逸翔両投手が指名されました。羅は既に入団合意に達しています。戦力上は結構なダウンです。
とはいえ、各国トップレベルのリーグに選手を送り込むのがそもそもの独立リーグの使命ですし、先程書いた選手枠の問題はこれで回避されたわけで、文句を言う筋の話ではありません。今月にはドッグス単独で台湾遠征を行って現地の短期リーグに参戦、独自のトライアウトを行うそうなので、そこで逸材を見つけることにも期待しましょう。
ファイティングドッグスの後期初戦は7月30日、徳島とのビジターゲームです。そしてホーム開幕戦は8月3日、高知球場での対愛媛戦。今年はとりわけ熱くなりそうです。