3710920269

「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

シリーズ土佐の駅(102)篠原駅(とさでん交通後免線)

f:id:minato920:20161202062404j:plain

 

 後免中町から南国市内を、ほぼ一直線に走ってきた後免線。篠原駅まで来るとビルや商業施設からも離れ、住宅街が広がるようになります。

 

 

f:id:minato920:20161202062400j:plain

 

 停留所から伊野方面に出るとすぐ先で線路は左に曲がります。そこからしばらくは国道195号線とともに、曲がりくねった道をたどります。

 

f:id:minato920:20161202062402j:plain

 

 後免町方面。出て行った電車のさらに先まで、線路はまっすぐ伸びていきます。

 

f:id:minato920:20161202062403j:plain

 

 国道と線路の細い合間に挟まった後免町行のホーム。その中に電柱が立っていて、出口付近はさらに狭くなっています。

 とはいえ、ここから西に進めばノーガード電停は少なくないだけに、道路から切り離された空間に屋根付きのホームは、整備された方ではあります。

 

f:id:minato920:20161202062407j:plain

 

 停留所から道路を渡って北側に歩いてみると、すぐに突き当りになりました。

 西の方への道は次第に細くなります。地図では、このまま国道まで出られるようです。

f:id:minato920:20161202062406j:plain

 

 東側は少し先で曲がり、その後小川に沿って進んでいきます。

 ただ、どちらに行ってもしばらくは住宅街の中。特に用事があるわけでもないので、停留所に戻ります。

 

f:id:minato920:20161202062405j:plain

 

 停留所に戻ってきました。信号に加えて、遮断機はないものの警報機付きの踏切が、この辺りの交通量を物語ります。

 

f:id:minato920:20170113063441j:plain

 

  伊野行の停留所は、後免町行同様のもの。

  長尾鶏(おながどり)原産地の名を誇る南国市篠原。その名のついた、細いホームと小さな屋根が着いただけのささやかな停留所は、今日も静かに、電車の行き交うのを見守っています。

 

f:id:minato920:20170113063442j:plain

 

 そんな停留所に、鏡川橋行の電車が到着しました。

 もう少し走れば南国市内の街並みを抜け、郊外へと移っていきます。