
ドイツ・マンハイム大学Dierkes教授によるブログ"Mongolia Focus"に天皇皇后両陛下のモンゴルご訪問について寄稿しました。日本世論の反応がメインテーマですが、原稿を書く中でご訪問の日本にとっての意義を再認識しました。
周知の通り、2025年7月6日から13日に天皇皇后両陛下がモンゴルを訪問されました。日本・モンゴル関係においてはまさに金字塔となるご訪問で、両国関係を築き発展させるために尽力されていた方々にとって、それまでの労苦が報われる機会であったと思います。ご訪問実現と成功に貢献された全ての方々に、最大限の感謝と敬意を表したいと思います。
今回のご訪問に関し、ドイツ・マンハイム大学教授Julian Dierkes教授がモンゴルのニュースや動向について発信しているブログ"Mongolia Focus"に寄稿しました。ご訪問への日本国内の反応について、メディア報道やSNSを基にして、ラフスケッチ程度のものですが、描いてみました。
ブログポストを書いてみて、今回のご訪問が日本・モンゴル関係に関わる人々にとってどれだけ大切なものであったかを再認識できた気がします。とりわけ、モンゴル抑留を経験した方の思いは、頭でも経験的にも分かっていたつもりではありましたが、あらためて胸に迫るものでした。戦後80年、当時を知る人がいなくなる現実が近づいてくる中、抑留や戦争、そしてそれらの対立や悲劇を乗り越えて日本とモンゴルが友好関係とパートナーシップを築き上げたことを語り継いでいかないといけない、使命感というと大げさですが、日本のモンゴル研究者として取り組むべきことをまた自覚した次第です。
投稿はリンク先の通りです。Chromeなら日本語翻訳もできるはずです。ただ「生」の字が違っていたのは許せないのでしっかり学習してくださいw