今年2023年は久々に県外や海外に出る機会が増えたのですが、その合間に高知県内もちょこちょこと回っていました。今回からそんな高知旅行の話をちょっとずつ書いていきます。まずは5月の幡多半島一周から。
5月14日に宿毛マラソンに行ってきたのは、こちらでも以前書いた通りです。
ただ、スタート時間を考えると、当日高知市内の自宅を出発していたのでは間に合いませんし、何より味気ない。なので前日入りすることにして、せっかくなので幡多半島を回ってきました。
マラソン前日は生憎の天気。当日もかなり不安ですが、とにかく現地に行ってみないと始まりません。ひとまず予定通り移動することにして、土佐清水市までやってきました。
ちなみに高知市から土佐清水市までは130キロ強、3時間近く(途中休憩含む)のドライブなのですが、もう慣れたので道中で特筆することはありません。
こちらは道の駅めじかの里。改築工事が終わり、すっかり様子が変わっていました。
次に立ち寄ったのが足摺海洋館SATOUMI。3年前に訪れて以来です。
コンセプトの通り、近海や幡多を流れる川、水辺で暮らす生き物の展示が足摺海洋館の水族館の強みです。こちらはトサシミズサンショウウオ。土佐清水市でしか生息が確認されていない稀少種です。
こちらはコウイカ。このSATOUMIで生まれたそうです。
こちらが解説。孵化だけでも大変だったでしょうが、さらに繁殖までできたら快挙ですよね。食べられるのかな
他にも様々な生き物が展示されています。こちらはクラゲやウミウシのコーナーで、色鮮やかなウミウシを見つけたので、
うちのウミウシと記念撮影です。
また、カサゴの水槽に来たところ、
……だそうです。
なお、その後どうなったかは分かりません。ってかどうやって外に出られたのか。
足摺海洋館からは国道321号線を通って大月町へ。となったら、道の駅大月(ふれあいパーク・大月)に立ち寄らない手はありません。
ちょうどおやつの時間なので、名物のソフトクリームを頂きました。これまでいちごやバンカン今回はひがしやまソース。非常に分かりやすくひがしやまでした。美味しかったです。
時あたかも朝の連続テレビ小説「らんまん」がじわじわと人気を博してきた頃、大月町でも牧野富太郎博士ゆかりの植物や、植物観察コースの案内が出ていました。
さらに国道を走って、宿毛市に入りました。投宿する前に、まずは改修なった道の駅すくもに来てみました。
以前から建っていたやぐらは改修後も残されましたが、道の駅自体は大きく変わっていました。
こちらが新しくなった道の駅。以前は古民家風の建物が何軒か並んでいたのが、シンプルな木造建築になっています。
自動販売機では干物と焼き肉用の肉が売られています。地場の干物はさておき、なぜ焼肉?と思ったのですが、だいぶ経ってから、バーベキュー用のものだと気づきました。
海へと突き出た先には、以前は古い和風のステージがあったのですが、取り壊されています。また敷地もデイキャンプ用になっています。一般のキャンプスペースも別に設けられていて、道の駅はほぼキャンプ場になっていました。売店も一般的な道の駅のように地元の名物を売るよりも、キャンプ用品がメインになっている感じです。
かつてステージがあった辺りは、だるま夕日広場と改められています。冬の晴れた日、この先にだるま夕日が沈むのでしょうか。
近くを歩いていた猫。道の駅がすっかり変わって、生活は良くなったのか、そうでもないのか、尋ねてみても良かったかなという気もします。