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地域系学部というのに加わった大学教員による高知発モンゴル発のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

竜串・見残し海岸から大月町に行ってきました

 

 JFL宿毛開催に合わせた恒例の幡多旅行、今回は土佐清水市・竜串からグラスボートで見残し海岸を観に行ってきました。

 

 

 こちらが準備に手間取ったせいで、竜串に着いてようやく遅めのお昼ご飯になりました。

 ただ、ふらりと入った油そば屋さんのたたき油そばが大当たり!そばのもちもち感、たたきの食感、そしてつけダレ、それぞれの自己主張が見事に統合された一品です。

 食べながらお酢やニンニクで風味を変えて、そして〆は薫り立つ宗田節のだし汁を流し込み、タレまで全て食べきってしまいました。ここまでお腹を空かせて来たのが報われた気分です。

 

 

 これまで竜串に来たときは周辺を歩いていたのですが、今回は以前から気になっていたグラスボートに乗って、見残海岸へのガイドツアーに行ってみることにしました。

 

 

 実はグラスボートに乗ること自体が人生初めてです。

 停泊中に覗いた船底のガラス面。この日は透明度が6‐7mとのことです。それでも凄いなぁと思うのですが、冬場だと10mはゆうに超えるのだとか。

 

 

 付近を泳ぐ魚の写真。もちろんこれだけではなくて、さらに亀やサンゴも見ることができます。

 

 

 それでは、見残海岸に向けて出航です。

 

 

 船着場を出るとすぐ、竜串の奇岩が右手に現れます。以前の旅で歩いたのを思い出します。

 

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 さらに進むと、足摺海底館が見えてきました。

 海中に突き出たこのフォルム、何回見ても、ここからタイムボカンシリーズの飛行機や宇宙船が発進しそうに思えてなりません。できた当時はさぞ奇抜に見えたことでしょう。

 ちなみに、足摺海底館については、こちらのエントリもご覧いただければ。

 

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 船が進むにつれて、海底の光景もいろいろと見えてくるようになりました。珊瑚の陰から魚が出てきたりするのですが、写真だとなかなか見づらいのが残念です。

 

 

 グラスボートが見残海岸に近づいてきました。海の色が一気にエメラルドになっています。

 

 

 この辺りはシコロサンゴが群落になっているとのこと。ただ干潮の時間帯だったので、さらに近づくことはできません。

 船に寄ってきた魚はフエフキダイ。好奇心旺盛で、すっかり顔馴染みになってしまったのだとか。

 

 

 そして見残し海岸到着。ここから海岸を歩いていきます。

 

 

 船着場に立っていた石碑。「ルック」っていうのが時代を感じさせるナウさで良いですね。

 

 

 見残し海岸はかつて弘法大師空海)が竜串を訪れた際、ここまで来ることができず見残してしまったことから名づけられたと伝えられています。海岸線は波風に洗われた奇岩や隆起した地層があちらこちらに姿を見せ、地球の営みに直面できる景勝地です。

 では、ここから歩いていきましょう。

 

 

 二つ並んだ岩山。左側は獅子の横顔に似ているとのことで「獅子岩」と呼ばれています。

 

 

 獅子岩の先に広がる竜串の海と海岸。対岸に海底館が突き出すのが見えます。

 

 

 足元には大量の海藻。ミネラル分が豊富で、畑の肥料にはもってこいなのだとか。

 

 

 波打ち際にはウニが普通にいます。バフンウニだと聞きました。

 

 

 足元はところどころコンクリの通路がありますが、それ以外は岩の上を直接歩きます。振り返って見た先にあるのは、抱擁するアベック(廃語)に見たてた「愛情の岩」。

 

 

 幾多の空洞が開いた「つづみ岩」。叩くと鼓のような音がします。

 

 

 「こけし岩」の標板があります。どういう岩かというと、

 

 

 堆積物が石化したものが、こけしのようになっています。

 左側にもあったのですが、風雨にさらされて、首がとれてしまいました。

 

 

 浸食によって岩に空いた穴。海から強風が吹きつけたときは、それは大きな音が鳴るそうですが、今日は穏やかな天気で、そんなこともありません。

 

 

 斜めにそそり立つ岩の一群。もともと水平だった地層が地殻変動で斜めになって地表に現れたとのこと。

 

 

 岩はどこもかしこも浸食された「蜂の巣城」。むき出しの地球の力を感じます。

 

 

 自転車のチェーンのような鎖岩。岩が侵食されるだけならもうよくわかりますが、これが何本も線状に並ぶのが、なぜだか分かりません。

 

 

 風雨による浸食は、ときに大きく岩をえぐります。そこに風紋が重なってできたのが「渦巻き岩」です。

 

 

 人が通り抜けられる大きさに開いた「厄ぬけ穴」。私の体格なら割と余裕でくぐることができました。これで厄払いができていたらいいのですが。

 

 

 この先にも奇岩が続くのですが、帰りの船の時間もあるので、船着場に戻ります。ただ、普通に引き返しても仕方ないので、展望台に登ることにしました。

 

 

 すぐ近くに海があるとは思えないほどの鬱蒼とする茂みの中を登っていくと、その先に展望台がありました。

 展望台からは竜串海岸が臨めます。さほど距離がないようですが、間に道も何もないので、湾内を船で横切るより交通手段はありません。

 

 

 展望台から林の中をしばらく降りていくと、突然海岸線が見えました。

 その先で、グラスボートが出航を待っているので、早々に乗り込みます。

 

 

 帰りの船内。見どころでは減速しつつ、竜串を目指します。

 

 

 竜串に戻ってきました。10分ちょっとの移動なのに、自然そのものから人間世界に戻ってきたような気がします。

 

 

 竜串からは本日の宿へ。なのですが、途中で道の駅大月に寄り道してアイスクリームを食べていきます。

 いつもは苺が目当てなのですが、今回はもう一つの名物、晩柑のアイスクリームにしてみました。暑くなるこの時期にぴったりの爽やかな酸っぱさです。

 

 

 本日の宿泊先はベルリーフ大月。幡多3市2町1村のうち大月町だけ泊まったことがなかったんですよね。

 

 

 ホテル本館。下の階が大浴場になっています。

 

 

 そして部屋に入るとご覧の広さ。そればかりかマッサージチェアがあります!大浴場やラウンジならまだ分かるんですが、部屋にまで置かれているのはびっくりです。

 

 

 そしてベランダからはご覧のオーシャンビュー!海から離れて海岸線が見えないところをずーっと走っていたはずなのに、この光景が広がっているのには驚かされます。

 

 

 そして海の色。見残し海岸でも見たエメラルド。写真で伝わりにくいのが本当に残念です……

 

 

 夕食の御膳。季節の一品が並ぶところに、天ぷらがついてきます。

 

 

 スタンダードでこれだけの料理です。近くに買い出しができるところもなさそうなので、2食付きにしたのですが、はたして大正解でした。

 食後は大浴場で歩き回った疲れを癒し、YouTubeライブで徳島インディゴソックス愛媛マンダリンパイレーツの試合中継を観戦することにしました。

 おそるおそるリンク先に飛ぶと愛媛がリード、かなりの優位に立っています。試合はそのまま愛媛が勝利、これで高知ファイティングドッグスの優勝が近付いたと祝杯を挙げると、ついつい盃が進んでしまい、そのまま寝入ってしまいました……

 

 

 というわけで翌朝です。チェックインの時に和朝食と洋朝食のどちらにするか聞かれたのですが、ご飯が大月町産ヒノヒカリということで、迷わず和を選択しました。

 朝ご飯をしっかり食べたところで、ここからが本番。宿毛での高知ユナイテッドSC対FC神楽しまねの観戦に向かいます。そして試合については、直近のエントリにて。

 

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