千葉県市原市にある「市原ぞうの国」。前々から行きたいと思いつつ未踏だったのですが、先日思うところがあって実際に訪れることにしました。
千葉県市原市の田園地帯にある「市原ぞうの国」。その名の通りゾウを中心とするテーマパークです。
甲子園で長く暮らした私がこの施設を知ったのは、阪神パークが閉園になったことで園内のゾウが引っ越しするという話を聞いた時です。
以来、いちどは見てみたいと思いつつ、長らく叶わなかったのですが、今回ふとした目的を思いつき、ついに訪れてみることにしたのです。
道中はすっ飛ばして、市原ぞうの国です。ぞうの国だけあってタイのトゥクトゥクのカットボディがあり、記念写真が撮れるようになっています。
国内最多のゾウが暮らすという市原ぞうの国。おとなから子どもまでいろんなゾウがいます。
こちらは成ゾウ。やはり迫力が違います。以前中国でゾウの大移動がニュースになりましたが、確かにこのサイズの生き物が高知城や鏡川沿いを大量に走り回ってたら身の危険を感じます。それでもはりまや橋は落ちないでしょうが。橋じゃないし。
現在、市原ぞうの国で暮らしているのはアジアゾウたち。アフリカゾウとの違いや、それぞれの名前の看板があります。
こちらがお父さんのテリー。
子どもたちもたくさん産まれています。
一番上の子どもがこちらです。
ところで、「ぞうの国」とは言いますが、ぞうだけの国ではありません。他にもいろんな動物が暮らしています。
例えばペンギン。
ハムスターたちもたくさんいます。
アヒルもいます。「やっぱりチェックしている」という声が聞こえてきましたが
ちなみに、市原ぞうの国の隣には動物と人間が一緒に歩き回る「さゆりワールド」があります。
本エントリでは割愛していますが、こちらにも訪れて、ウサギやアルパカやカピバラにえさやり体験などもやってみました。
さて、そろそろお腹が減ってきたので、昼食にしましょう。
市原ぞうの国にはタイ料理やデザート、ハンバーガーといったレストランやフードコートがあります。このうちハンバーガーレストランは、懐かしい人には懐かしい、あのドムドムです。
かつては比較的安価なバーガーで人気のあったドムドム。しかしダイエー帝国の落日とともに徐々に退潮し、すっかり姿を消したかのように思われていたところです。
しかし、ドムドムは消えていませんでした。逆境を生き抜き、いまや知る人ぞ知るチェーンとして再生しつつあるのです。
そしてゾウつながりということで、四国にはないけど市原ぞうの国にも出店しているのです。四国にはないけど
ドムドム市原ぞうの国店。インパクトの高いボードにもあるように、いまやドムドムはネタ系独自の商品展開で差別化を図っています。
そしてもう一つの柱が、キャラクター「どむぞうさん」のグッズ。オンラインショップではキーホルダーからTシャツから幅広いラインナップがあり、特にビッグサイズのぬいぐるみは発売後すぐ売り切れ。ぞうさん、というか増産した分も早々に完売とのことです。
というわけで、今回の旅の目的として、
うちのどむぞうさんを連れてきました。
ただ、写真だけ撮って何も注文しないのはいかがなものか。ってかお腹空いてますし。ということで、カミさんともどもお昼ご飯です。
こちらはバターフィッシュサンド。スケソウダラの一枚物のバターフライをサンドしたとのことです。
で、既にご覧になってお気づきの通り、
どむぞうさん大も一緒です。
ちなみに機内持ち込みOKでした。豆知識。
これが味噌ピーチキンバーガーです。市原ぞうの国限定です。限定物に弱いんですよね。増して千葉と言えば落花生ですし。
お昼を美味しく頂いたところで、ここからはぞうさんたちによるパフォーマンスの時間です。
ステージにぞうさんたちが登場しました。おとなもいれば、奥に子どももいます。
まずは鼻でフラフープ。
続いてはぬいぐるみの販売です。ゾウが販売します。
会計も商品の受け渡しもゾウが担当します。
鼻でベルだって鳴らせます。
それどころか、絵まで描けるのです。
こちらが作品の一部。グッズショップにもポストカードにしたもの等含め、いくつか並んでいます。
そしてゾウさんたちのPK戦。鋭いシュートを突き刺すこともあれば、勢い余ってゴールから逸れることもあり、クロアチアに勝てるかどうかは五分五分です。
ということで、園内とアトラクションを一通り見て、目標達成というところで、今回の訪問は無事成功でした。
帰りにあらためて、ドムドムバーガーの前で記念撮影。
すると店員さんがこちらに気づいたようで、
「どむぞうさんと一緒に来られたんですね。久し振りに見ました。」
いたんだ、私らの前にもどむぞうさん大と一緒に来た人。