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チャンピオンシップ第1戦:高知ファイティングドッグス対徳島インディゴソックス@高知(2022.9.23.)

 

 2022年レギュラーシーズンが終わり、いよいよチャンピオンシップが始まります。今年は年間総合優勝だけではなく、独立リーグ日本一への挑戦権もかかったシリーズ、春野球技場から第1戦に駆け付けました。

 

 

 

 この日の試合は17時開始。高知球場では21:30を超えて次のイニングに入らないのがローカルルールなので、これになるだけ引っ掛からないよう時間を早めたということでしょう。

 ただそのため、15時キックオフの春野球技場での試合を観てからでは、プレイボールには間に合いません。球場に着いた時には既に2回表が終わっていました。

 ちなみに、春野球技場では高知ユナイテッドSCFCティアモ枚方に逆転勝ちを収めています。

 

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 チャンピオンシップということで、この日は線審も登場しました。特別な試合です。

 

 

 さて、第1戦の徳島の先発は藤原。高知相手では11日に白星を挙げています。

 

 

 その藤原に対し、高知は私が着いた途端に攻勢を開始。2回裏には先頭の桑原がライトオーバーのソロアーチ。レギュラーシーズンのチームHR数が5本のチームが一発で先制します。

 

 

 そして高知の先発はもちろん平間。この日も徳島打線を寄せつけません。

 

 

 さらに高知は3回裏に2死2塁からサンフォがライト前にライナーを運び、さらに1点を追加します。

 

 

 この後の4回と5回は両チーム動きなく、2-0のまま終了。イニング間の抽選会には、ドッグスOB(ここ重要)藤川球児がゲストで登場しました。この日はイベントや始球式にも出ていたようで、見たかったです。

 

 

 抽選が外れたところで(苦笑)、春野から来てそのまま観戦していたので、流石にお腹が空いてきました。春野で買った高知商業のお弁当は帰ってからカミさんとつつくつもりでしたが、それまでがもちません。

 というわけで、小腹を満たすためにポップコーンを買うことにしました。黒潮町の塩を使っていて、大方での試合では好評だったとのことです。

 

 

 ポップコーン300円。これはビールが進む、と言いたいところですが、春野からはクルマでの移動なので我慢我慢。なのでハイボールタイムにも参加していません。

 順調にいけば今季最後の試合なので残念ではありますが、チャンピオンシップは2戦先取なので、第3戦までもつれられるよりはまだマシです。

 

 

 そして再開後も試合は高知ペースで進みます。6回には1死1, 2塁から桑原が今度はライト戦へのタイムリーで1点追加。1塁走者もきっちり3塁を陥れます。

 

 

 ここで徳島は藤原を諦め、2番手に鈴木を送ります。

 

 

 ここで西川が放ったのは、レフトフェンス際までの飛球。当然犠牲フライになり、高知がさらに1点を加えます。

 

 

 その後の7回裏、徳島の3番手にはペドロ・アルバレスが上がり、高知を久々の三者凡退に抑えます。

 

 

 そして8回表、徳島は先頭の増田が2-0からのカウント球を捉え、レフトの頭上を高々と超えるソロアーチを放ちます。平間はやや疲れが見えたか。

 

 

 しかし平間が追加点を阻むと、8回裏に高知が反撃します。先頭早坂がヒットとけん制悪送球で2塁に進むと、続くサンフォが何とか粘った末に最後はバットをうまく合わせ、1, 2塁間をしぶとく破るヒットを放ちます。これがタイムリーとなり、高知が再びリードを4点とします。

 

 

 そして最終回。短期決戦なので点差は関係なし、マウンドを任されるのは、当然秋田です。

 その秋田はほぼ直球一本槍の投球で、打者を仕留めたり仕留めなかったりします。そして気がつけば2死満塁、一打同点の場面を作ります。

 

 

 ただし最後はレフトフライ。豪華版の劇場で最終回を飾りました。

 

 

 というわけで最終スコア。得点経過も結果もさることながら、中継ぎを温存できた点でも理想的な試合となりました。

 

 

 試合後のミーティング。明日もあるので、確認事項は早めに片づけないといけませんね。

 

 

 そしてヒーローインタビュー。呼ばれたのは文句なしの活躍を見せた桑原と平間です。

 

 

 負傷離脱から帰ってきた桑原。気がつけば、守備についてもあまり言われなくなった気がします。

 

 

 そして徳島を翻弄した先発平間。レギュラーシーズンでは最多勝最優秀防御率の二冠獲得です。

 特に最優秀防御率が獲れたということは、メキシコに行っていた間が空いているのに規定投球回に到達しているということで、いくら試合数が少ないと言っても圧巻です。

 

 さて、チャンピオンシップで先勝した高知ファイティングドッグス。第2戦は翌24日徳島インディゴソックスの本拠地むつみスタジアムでの対戦、ここで徳島が勝てば、25日に第3戦を高知球場に戻って行うことになります。

 そして第2戦、高知は4回に山田のタイムリーで奪った1点を守り切って1-0勝利!チャンピオンシップ2勝0敗、13年ぶり3度目の年間総合優勝です!!

 

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 そして、ドッグスはルートインBCリーグヤマエ久野九州アジアリーグ、北海道フロンティアリーグの覇者との間で独立リーグ日本一をかけた「日本独立リーググランドチャンピオンシップ」への出場権も勝ち取りました!

 

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 既にBCは信濃グランセローズ、九州からは火の国サラマンダーズの出場が決定。あとは北海道のチャンピオンシップ、士別サムライブレイズ対石狩レッドフェニックスの対戦の結果待ちです。

 対戦組み合わせや現地の模様は分かり次第順次お伝えしますので、お楽しみに!