後期も折り返し地点近くに差し掛かる中、高知ファイティングドッグスは首位を独走中。前日の快勝の余韻に大がかりな協賛試合と勢いに乗る中、ホーム連戦2試合目の愛媛マンダリンパイレーツ戦を迎えます。
この日は無料の醤油つかみ取り企画がありました。といっても醤油そのものに手を突っ込むわけではなくて、1回分の個包装のパックをつかみ取り、さらに中に入っている抽選券を取れれば、豪華賞品もついてくるという大盤振る舞いにもほどがある企画です。
その抽選券、取るのにとても苦労しましたが(分かる人はツッコミ禁止)、なんとかゲット。減塩しょうゆボトル1本を勝ち取りました。
入場すると、 #高知ユナイテッドSC の選手が21日のナイトゲームを告知すべく、平田キャプテン以下集結していました。シャトルバスまで出す気合の入れようです。
なお相手は前年優勝チームのもよう。って、今年アウェーの開幕戦で勝ってもいるんですけどね。
この日はスポンサーのご好意で売店の商品と土州焼きの割引券をもらいました。もちろん遠慮なく使います。ってなわけで土州焼き、♪モッチーモッチーモッチーズ ♪あなたが見るよりもちもちです
さて、本日のスタメンです。しばらく見ないうちに大原の打順が上がっていました。
ただそれはいいのですが、
みょうが……?
確かに特産品ではありますが、あるいは何かの符牒なのか。
ただ材料がないだけに考えても分からないので、これはさておいて。
本日もベースボールドッグ五郎丸が試合開始前にボールを運びます。ただ例によってボールを渡した後にも何を期待しているのか、ずーっと座って待ったままでしたが、最後は言い含められて退場です。
かくして試合開始。高知は藤井が先発です。
この日も走者は出すものの、勝負所は確実に抑えて三振の山、ターキーの山を築きます。
一方の愛媛の先発は西原大。こちらは多彩な投球で高知打線を翻弄します。
この日は日中ずっと晴れていたものの、試合開始1時間前から遠雷が聞こえだし、やがて球場にも雨が降り出しました。
雨は本降りとまではならず、空は晴れ間も見えて虹も出るものの、それでも降ったまま。なかなか悩ましい天候が続き、ようやっと止んだ頃には前半戦終了。スコアレスで折り返します。
グランド整備の合間には地元スーパーのエースワン・エーマックス提供の抽選会に、高知ユナイテッドSCの選手やドッキーも登場しました。それにしても結構な人数です。
そして抽選会で当選した少年がグランドに登場すると、流れでダンスタイムに。
というのが実はフラッシュモブで、俄然球場の空気が変わります。
ドッキーもキレキレの動きです。
この日は特に何かの記念と言うわけでもなかったのですが、気がつけば徐々にグランドに人が増えていきます。若者、子ども。
そして3塁側も含めて一挙に広がった踊る人々。愛媛の選手たちも身を乗り出して眺めていました。
最後を締めたのは新入団の関口。いきなりの大役でした。
さて、試合は後半に入っても投手戦。藤井は6回で2桁奪三振を記録して終盤に入ります。
ですが、先に得点したのは愛媛の方でした。1死から死球とヒットで2死1,3塁のチャンスを作り、1番漆原がセンター横へのタイムリーヒット。藤井はこの後を討ち取りましたが、ビハインドを背負ってしまいます。
好投の藤井に負けをつけたくない高知ですが、7回はチャンスを作りながらあと一歩及びません。
そして8回には愛媛の2番手に平井が登板。高知は好打順の攻撃でしたが、簡単に抑えられてしまいます。
そして9回、高知吉田監督は1点のリードを許す展開で、守護神平間にマウンドを託します。その平間は三者連続三振で期待に見事に応え、最後の反撃に望みをつなぎます。
そして9回裏、高知は先頭吉岡が四球を選ぶと、牽制悪送球で一気にサードを奪取。そして6番大原が三遊間を破る打球を放ち、吉岡が生還。土壇場で先発藤井の負けを消しました。
この日の大原は4打数1安打、バッテリーエラーも無くはなかったです。とはいえ、先発を支えて危機から救ったわけで、正捕手としてやるべき仕事はできたと言えるでしょう。
高知はその後の反撃こそならなかったものの、負けずに試合終了。2位香川が徳島に負けたことで、ゲーム差をさらに拡げることに成功しました。
現時点で高知だけ試合消化が遅く、まだ20試合残っています。なので何一つ安心できないのですが、だからこそゲーム差を縮められなければなんだって良いんです、うん。