高知大学地域協働学部で、地域での実習が組まれているのは、3年生の2学期まで。当方担当の佐賀北部班の3年生たち、その長くも短くもあった実習課程も、いよいよ終わるときを迎えた、のですが……
COVID-19拡大の第3波も何とか乗り越えたかのように見える高知県ですが、日々の感染者数がなかなかゼロになりません。その影響で学内の警戒フェーズも下がらないまま、年をまたぐことになってしまいました。
そして、年末年始の休みが終わっても、学生が地域に出られない状況は変わりませんでした。そのため結局、予定していた販売企画は中止せざるを得ませんでした……
ただ、それですべておじゃんにしてしまうのはあまりに惜しい。本当なら企画の準備に行くはずだった日に、協力してくださった皆さんと、今後についての話し合いをオンラインで行いました。 内容はリンク先の通りです。
企画中止はあくまで大学側の事情です。学生の責任はゼロですが、実習地の皆さんからしてみたら、大学の勝手と思われても仕方のないことです。
ですが、ここまで学生の提案や活動を受け入れてくださった方々からは、今回も温かいお言葉とご理解を頂きました。今回は中止にするものの、今後学生が地域に出られるようになった時に、企画再開も含め新たな取り組みを行っていくことになりました。先が見えない中にもかかわらず、ありがたいことです。
このほかの取り組みなのですが、小学校での取り組みも、実習制限の影響を受けてままならない状況です。また、あったかふれあいセンターこぶしでのリモート交流会は、先月に続いて今回も完全リモートで、昨日行ったところです。学部サイトとFBへのアップはまだ先なので、その際に追記します。
そういうわけで、今月内にご報告できるのはオンラインの1件だけになります。2学期は今月いっぱいでほぼ終了、あとは試験期間だと思うと、決して誰が悪くはないとはいえ、寂しい気はします。
ですが、カリキュラムとしての実習が終わっても、地域との関わりが終わるわけではありません。幸いなことに、3年生にははあと1年の時間があります。
就職活動等があるので、今まで通りとはいきません。ですが、先程の販売企画を始め、消化不良が残っている部分を解決したり、地域の方々からのリクエストに応えたりというチャンスはまだ残っています。
そして、4月からは新2年生が加わります。どれだけ佐賀北部に行き来できるかはCOVID-19次第とはいえ、この1年間思うように地域で活動できなかった学生に、自分たちが取り組んできたこと、大事にしてきた思いを伝える機会も出てきます。
と、いささか漠然とした話が続きましたが、具体的にどんなことをしていくかは、これからこのレポートをはじめ、いろいろなところでお伝えできることでしょう。
ともあれ、カリキュラムとしての実習は終わっても、やるべきことまだまだこれから先に控えています。
わたしたちの実習はこれからだ!というと打ち切りマンガっぽいですが、私自身はというと、ひとつの区切りを迎えた感慨はあんまりなくて、むしろこの先の展開を楽しみにしている私がいます。
(追記)
29日の実習の模様が公式サイトとFBにアップされたので、追記します。
なお、一般選抜(地域協働学部は前期日程のみ)の出願〆切は2月5日(金)です。出願をお考えの受験生の皆さん、急ぎ出願しましょう。今は行動する時です!
※ 大学入学共通テスト(特例追試験)を受験した方の受付期間は 2 月 15 日 (月) ~ 2 月 18 日 (木)です。