高知大学地域協働学部土佐町いしはら実習班、2024年5月の地域実習についてのレポートです。今回は5月10日、24日に行った実習について。
高知大学地域協働学部土佐町いしはら実習班、2024年5月は10日と24日に2, 3年生がそれぞれいしはらで実習活動を行いました。
10日は毎月恒例、あったか事業による高齢者の集いに参加しました。
以前のレポートでもご紹介しましたが、土佐町では「あったかふれあいセンター」により旧小学校区ごとに地域福祉活動を展開していて、いしはらでは月1回、基本第2金曜日に高齢者の集いが開催されています。その中で、介護予防体操やレクリエーションを通じた体力作りや交流の機会が行われています。
今回は3年生の企画の一環として、地域各地の昔の様子について伺いました。参加者の方々には拡大印刷した地図を見ていただき、思い出話も含めて、かつてのいしはらについてお話を聞くことができました。一方、午後からは2年生がレクリエーション活動に参加、モルックなどのゲームにガチンコで挑戦しました。で、結構負けました
私もモルックに初挑戦したのですが、スコアを調整するのがなかなか難しい。若い学生は力任せでも何とかなる部分があり、普段から参加している方々はある程度慣れているのですが、私はどちらでもないわけで、それだけ難儀しました(苦笑)
24日は3年生が子ども向け木工教室の運営に加わったり、企画準備や情報収集に取り組む一方、2年生はいしはら4集落を一挙に回りました。私は配車の都合上、2年生のいしはらめぐりの輸送係です。
今回はカウンターパートのご好意を得て、各集落で区長さんたちが2年生を迎えてくださり、集落の状況についてお話を伺うことができました。わざわざおいでていただけたばかりか、集落に関する資料も準備していただけました。本当にありがたいことです。あらためて感謝申し上げます。
なお、リンク先の写真の画質が粗いのは仕様です。こちらは私が提出した報告書に添付した写真なのですが、メールが重くなり過ぎるとマズいな、というので解像度を落としたら落とし過ぎましたorz
ともあれ、頂いた資料は翌週の学内での授業で読み込む機会を設けました。またこれからも活用させていただくことになります。
天気が心配にはなるのですが、6月も実習を行います。3年生の企画準備が佳境に入る一方で、2年生はいしはらで自分が何に取り組むべきかを明確にしていくことになります。今年度に関しては、それぞれやってみたいことが割と早い段階から決まっているのですが、そこから現実の活動や取り組みの策定にまで至るには、むしろこれからの努力が必要です。3年生は自分たちの活動の中で、目標をどこまで達成できるか、そしてその取り組みを見て学びながら、2年生はそれぞれの思いを具体的かつ実行可能なプログラムやプロジェクトの形にまで落とし込めるか。第1学期実習も勘所に入ったようです。