本日で高知に移転してから5周年になりました。先の見えない中ですが、とにもかくにも6年目がスタートします。
当方が高知に移ってきたのは、ご存じの通り、5年前の4月に新たに開設された高知大学地域協働学部に着任したためです。
それから5年が経ち、第2期の卒業生を昨日送り出し、そろそろ学部も軌道に乗って落ち着く頃……かと思ったのですが、まさかの新型コロナウィルス感染拡大。弊学部のカリキュラムからして、学外の実習地での学びが軸になるのに、かつ新学期も目前に迫っているのに、ほとんど何もできない状況です。
ただ、そんな中でも身近なところに目を転じれば、先週には臨時休業していたひろめ市場や高知城の天守閣が再開、一昨日には日曜市も戻ってきました。季節のイベントで、今年も何とか行われているものもあります。
もちろん、今後また状況が悪化するかも知れません。まだまだ五里霧中です。ですが、少し前までは、言うなら一里先すら見えなかったようなもので、少しずつ光明は見えてきた気がしています。表現が適切かどうか不安ですが、それでも、今この時期に高知に拠点があって良かったのかも知れない、とは率直に思います。
そんな高知で、6年目に何ができるのか。この1年は相当の知恵と工夫が求められます。簡単ではありませんし、今ここで披露できるアイディアもないのですが、ひとまず様々な方々の助力や支援を得つつ、取り組んでいこうと思っています。