高知大学地域協働学部で当方が担当する専門科目「比較地域社会論」のうち第15回(最終回)の講義資料ストリーミング版を公開します。実習のイメージが強い弊学部ですが、「座学」についてもご覧いただければと。
高知大学地域協働学部で私が担当している講義科目のひとつに、専門科目「比較地域社会論」というものがあります。こちらはオンデマンド(非同期オンライン)で開講しており、今年度は授業資料としてMicrosoft Powerpoint版の資料に加え、スライドの解説を全て読み上げたストリーミング版も受講生に提供しています。
このうち、昨日リリースした第15回(最終回)の講義資料のうち、ストリーミング版について、一般の皆さんにも公開することにいたしました。
高知大学地域協働学部でも他の学部学科と同様、さまざまな講義科目を開講しています。ただ、どうしても学外での実習授業のイメージが強いだけに(それが悪いとも思いませんが)、いちど学部での講義についてご紹介する機会があってもいいだろう、という考えでのことです。
弊学部のさまざまな専門科目のうち、おそらくこの科目ほど実習授業や学生の実践的取り組みとの関連が薄い、まるで結びつかない授業はないでしょう。
対面で授業を行っていた際には、初回授業で学生に対して「この授業は100%研究に振る」と宣言していました。学生が取り組む研究での応用は想定しますが、実習で役立つ知識の提供は無理ですよ、という開き直りです。いや、役に立ったら嬉しいのは嬉しいんですけどね。
ですが、だからこそ、外部のイメージでは収まらない、地域協働学部での教育の「意外な広がり」というものを、かえってお伝えできるのではないか、とは思ったりします。
リンクは下記の通りです。喋りがたどたどしいのは仕様です。ノークレームノーリターンでお願いします。あと、皆さんは期末レポートは提出されなくて結構です。送られても困るし。
ただし、先程の話にもなりますが、この授業はかなりの例外的、外れ値的存在です。間違っても、これが平均的な講義だとは、決して思わないでください。
特に受験生・高校生の方で、地域協働学部のちゃんとしたメインの中身を知りたい方は、8月6日(土)・7日(日)オープンキャンパスにご参加ください。既に定員に達した企画もありますが、まだいろいろご利用可能です。ぜひお気軽に。