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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

共著論文が『高知大学学術研究報告』掲載、リポジトリでも公開されました

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 当方の共著論文「学部4年間を通じた地域協働教育が学生の意識に与えた変化 ―高知大学地域協働学部第1 期生パネル調査の結果から―」が『高知大学学術研究報告』第8巻に掲載、このほど高知大学学術情報リポジトリにもアップロードされました。

 

 

 高知大学地域協働学部では、学生の学びに対する意識の変化を記録する観点から、学部開設以来、入学・3年次進級・卒業の3時点で、学部生に対する調査票調査を行っています。特に、入学時調査の結果は、これまでも論文にまとめた上で、本学が刊行する紀要に投稿してきました。

 そして、昨年3月に卒業した第1期生については、3時点の調査結果が揃いました。このことから、それぞれの結果をまとめたものを、論文として学内紀要『高知大学学術研究報告』に投稿し、無事掲載された次第です。

 そして、このほど本学の学術情報リポジトリにて、本稿の公開が開始されました。こちらは特に制限なく、皆様に無料でご覧いただけます。

 本稿は学部規模では初めてとなる地域協働教育を4年間学修しきった学生の意識の変化をまとめたものです。回答数が(そもそもの学生数もですが)限られていることもあり、ごくごく初歩的な分析しか行っておりませんが、それでもサービス・ラーニングやPBL(課題解決型学習)の取り組みに関心のある方に、ご参考になればと思っております。

 そしてなにより、この一連の調査は、第1期生の協力なくして実現できなかったものです。第1期生の皆さんにはあらためてお礼申し上げるとともに、自分たちの歩みを振り返る意味でも、ぜひご一読いただければと思っております。

 なお、パーマリンクを以下に掲載します。こちらからPDFファイルがダウンロードできますので、ぜひご覧ください。

 

hdl.handle.net