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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

2016北海道・東日本パスの旅(11)札幌から深川へ

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 札幌に着いてみると、天を仰ぎたくなるようなJR線の状況が目に入ってきました。

 

 ただでさえ経営難、さらには道内各地の路線で廃止がささやかれている中です。ここで挙げられた不通区間のうち、全てが復旧することはおそらくないでしょう。いや、これら以外にも、不通となって久しい区間はあります。これから災害のたびに、櫛の歯が欠けるように路線が減っていくのでしょうか。

 

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 ただ、だからこそ今走っている路線には乗っておかないといけません。まして今日訪れるのは既に一部廃線が決まっている留萌本線、この機会を逃すと、あとはもうないのです。

 とはいうものの、列車の接続時間を見ると3時間以上の空きがあります。変則移動に加えて夜行バスでの移動で正直疲れもたまっているので、この時間に休んでおきたいところです。

 

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 札幌から少し離れたスーパー銭湯で身体をほぐし、駅に戻ってみると、昨日に続いてまたも大谷。

 

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 札幌行の電車が入ってきました。ここから再び鈍行で北上する旅に戻ります。

 

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 札幌からは岩見沢行の電車に乗り換え。他の区間と違って無傷で済んだ幹線をひたすら走ります。

 

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 岩見沢に着いてみると、特急のほかに臨時列車が運転されていました。網走や稚内からの特急が運転できなくなったため、旭川始発の列車が代わりに運転されているようです。

 

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 ここから旭川行の普通に乗り換え。函館本線は札幌と道東・道北を結ぶ特急が数多く走っていますが、岩見沢から北になると普通電車は途端に減り、2時間以上間が空くことも珍しくありません。

 

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 そして乗り込んだ電車でもこんなの。日ハムばかりか、北海道経済が大谷の投打にかかっていそうな勢いです。

 

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 岩見沢から1時間ほどで、深川駅に着きました。ここが留萌本線への乗換駅です。

 

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 そして、深川に来たら今度は白鵬でした。なんでも、深川にキャンパスを置く拓殖大学北海道短期大学の女子バスケットボール部の名誉監督に就任しているのだそうです。

 

www.takushoku-hc.ac.jp

 

 モンゴルの人はバスケットボールが好きで、草原にいきなりゴールが立っているのを目にしたことは私もままあります。上記サイトによれば、白鵬も来日前はバスケの選手だったとのことで、こうして実際にプレーする写真が掲載されています。モンゴルでサッカーをプレーすると大問題になったわけですが

 

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 深川駅の切符売り場。当たり前ですが、留萌本線が増毛駅まで掲載されています。ただ、それが当たり前なのもあと少しです。

 

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 駅まで昼食を仕入れている間に、増毛行の列車の時間が近づいてきました。

 

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 1日わずか6本、休日には1本が運休する深川発増毛行。おそらく私にとって最後に乗る列車の改札がもうすぐ始まります。