昨年夏に第8回ウランバートル国際シンポジウムで報告した論文が、『日モ関係の歴史、現状と展望』に掲載され、このほど風響社様より出版されました。
論文のトピックは、モンゴルの人々が近い将来のアジアにおいて、どの国がヘゲモニーを取ると予測しているのか、というものです。これについて、単純な国際比較も交えた分析を行っております。分析自体は以前も行い、論文にまとめたのですが、その際は日本での調査データが未公開だったり、いろいろと制約がありました。今回はそれらの制約がほとんど無くなった中で、僅かなりとも分析をより充実させられたのではないか、とは思っております。
残念ながらまだネット上での情報が乏しいので「ホントに出たの?」と思われるかも知れませんが、ひとまずは傍証として、私以外の当日の報告者によるブログエントリをご紹介します。
またご参考までに、報告についてのエントリを再掲いたします。よろしければ。