先週末からこの3連休にかけて、高知城で夏の夜のお城まつりが開催中。ということで、土曜夜市と合わせて出かけてきました。
石段と坂を上がって、二の丸の会場にやってきました。まだ始まったばかりなので、言うほど混んでは無さそうです。
天守閣に連なる懐徳館入口。普段は夕方で閉まりますが、この日は夜も開館しています。入口のそばには、無料のお茶のお接待所も出ています。
二の丸近辺にいつも出ているアイスクリンの露店。アイスクリン以外にもいろいろ売っているのですが、電池カメラという言い方に時代を感じます。ってか、まだ売るぐらいの需要があるんですね。
ふもとにある三の丸跡の広場では、4日間ステージが開催中。
それにしても、高知市内であれ郡部であれ、イベントとなれば必ずと言っていいほどステージがあり、プロ・アマ問わず地元のアーティストが複数登場します。
高知に来るまで、こういうイベントに出かけることがほとんどなかったので、これはいまだに新鮮なんですが、他県ではどうなんでしょうね。
さて、二の丸に戻って本日の一杯。カシスのグレープフルーツジュース割、なのですが、高知ではどういうわけか「マダムロゼ」で知られるカクテルです。ある意味、ローカルなカクテルです。
軽く呑んだところで、追手門への石段を下って市街に繰り出します。石段の脇にはキャンドルが置かれていました。
追手門をくぐると、石垣の前に大きな灯籠が建てられていました。
夏の情景を描いた灯籠。その幻想的な絵が映えるには、まだ少し時間が早そうです。
その向かいには、背の高い竹の灯籠がいくつも並んでいます。これから日が暮れるのを前に、点灯していくようです。
お堀端にはお城まつりの幟がいくつも掲げられていますが、どれも柱に電飾が施されています。こういう電飾は見たような記憶がありません。
で、電飾付きの幟だけでも珍しい気がするのですが、
松の木。
松の木、全面電飾の松の木。
この発想はなかった、っていうか木は大丈夫なんでしょうか……
少々驚きつつ、ひとまず商店街に出かけます。
で、お城に戻って来た時には、既に夜になっていました。
ライトアップで空中に浮かぶような天守閣。地上には鮮やかに光る幟と松の木。
これで点滅までしようものなら呆気に取られてたでしょうが、流石にそこまではやらないようです。
石段に灯されたキャンドル。実際にはここまで周囲は暗くないのですが、カメラを向けるとこうなります。
石段のキャンドルと、奥にはライトに照らされた板垣退助像。
高知に来て以来、すっかりなじみ深くなった高知城の石段ですが、こんな演出があると、登った先が別の世界に続いていきそうな感じすらします。
高知城 夏の夜のお城まつりは今日が最終日。既に秋と冬のイベント日程も決まっているみたいです。