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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

シリーズ土佐の駅(68)唐浜駅(土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線)

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 高知からの列車が築堤の上を走り、ホーム1面だけの駅に停まった後、再び速度を上げて去っていきます。

 

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 田んぼとビニールハウスの中にある、列車が去った後のホーム。これが唐浜駅です。

 

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 ホームから眺めると、ビニールハウスが多く並ぶ奥に、住宅地が見えます。さらに奥の林を越えれば、その先は太平洋です。

 

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 駅に掲げられているのは、簡素そのものの駅名板。一見すれば、何の特徴も無さそうなローカル駅に見えます。

  

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 ただ、この駅があるのはは、四国八十八箇所の第27番札所「神峯寺」へ登る道のふもと。駅のキャラクターも、おへんろさんをモティーフにしたものです。

 

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 とうのはま へんろ君。

 「ごめん・なはり線の日」では、ステージにも登場しました。

 

3710920269.hatenablog.jp

 

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 そして、駅のすぐ近くでは化石が多く発掘されるらしく、発掘の体験場も設けられています。

 

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 駅のロータリーから続く道路の突き当り。ホームから歩いて2, 3分もしないところで、化石が発掘された場所が見えてきます。ともすると、今も眠っている化石があるかも知れません。

 

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 ホームに戻ると、安芸方面行の列車が入ってきました。

 正面に描かれているのは、穴内駅のキャラクター、あなない ナスビさんです。

 

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 安芸・後免・高知方面への列車は、唐浜駅を出た後、さらに高度を上げて国道を跨ぎ、海沿いを走って行きます。

 

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 先の列車とは入れ違いに、よしかわえきのキャラクター「よしかわ うなお君」を掲げた列車が入ってきました。目指す奈半利までは、あと10分もかかりません。