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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

シリーズ土佐の駅(67)高知城前駅(とさでん交通伊野線)

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 大橋通から西に進むと、銀行やメディア・通信形の企業が集まる一角が現れます。その中にあるのが高知城前電停。その名の通り、高知城への最寄駅です。

 

 

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 鏡川橋・伊野方面行のホームに電車が入ってきました。

 

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 電車が去った後のホーム。観光地の最寄駅、休日のお昼時ながら、電車がなければ乗降客の姿が絶えることもあります。

 

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 東行のホーム。ここから大橋通までは、線路の敷地が緑化されています。

 

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 今度は伊野行の電車が、ホームの向かいで信号を待っています。

 

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 西行のホームに到着した電車の横を、同じ600形が東に向けてすれ違っていきます。

 ところで、「高知城前」という停留所の名前はあるものの、付近を走る電車の中から高知城を眺められるのはほんの少し、交差する道路でビルが途切れる間からのこと。実際にお城を見たければ、電車を降りて北に歩くことになります。

 

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 高知城前停留所の交差点から北に向かう道路。それが高知城の堀端で向きを変え、追手筋として東に延びていきます。

 

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 追手筋と言えば、高知の名物日曜市。はりまや筋のすぐ西から、何百メートルも続く市が終わるのが、高知城のすぐ前です。

 

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 高知城正面。天守閣と追手門が両方残り、しかもそれらを一度に眺められる、日本で唯一の古城です。

 

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 高知城の傍らに立つ、山内一豊の騎馬像。高知城内にはいくつも銅像がありますが、初代城主がおわしますのは追手門の外。むしろ場内にあるのは、その妻の像です。

 

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 城の斜め向かいでは、高知城歴史博物館が建設中。来年春の開館に向け、仕上げが続きます。

 400年ほどの時を越えて、高知市街を眺めてきた高知城。そのお膝元に、また新たな歴史が加わります。