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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

シリーズ土佐の駅(115)鳴谷駅(とさでん交通伊野線)

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 伊野線の終点、伊野から伊野駅前の停留所を経て少しすると、線路に国道33号線が並走するようになります。そして最初に現れるのが、鳴谷停留所です。

 

 

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 伊野に向かって走る電車。ここから終点まで真っすぐの線路で、ラストスパートをかけます。

 

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 細い上下のホームが単線をはさむ鳴谷停留所。ここから伊野までの電車を待って乗る人もまず考えにくいためか、屋根があるのははりまや橋方面のみです。

 

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 停留所の隣にある交差点から南側への道は、すぐに土讃線の踏切に差しかかります。南側に去年バイパスが開通し、この道はインターからいの町中心街へのルートになりました。その分と言うのか、踏切も随分な設備になっています。

 

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 北側はすぐ近くまで山が迫っていて、ほとんど住宅ばかりが並んでいます。

 

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 東側の道路と線路も、かなりの長さで一直線に伸びています。

 

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 停留所の傍らにあるバス停。「駅前」とありますが、路面電車の停留所が町名にまで反映されるわけはなく、JR伊野駅のことでしょう。

 

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 バス停の横には、駅名表示の跡が残っていました。いまだに土佐電鉄の名を残すバス停とともに、昔の名残を辛うじて伝えています。

 

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 とはいえ、時代は移る。電車乗り場の看板の向こうは、新し目のセパレートのベンチが置かれています。

 

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 とさでんではお馴染みとなったタイプの駅名板。しかし伊野駅前と伊野には置かれておらず、これがいちばん西にあるものになります。

 

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 先程の電車が伊野で折り返し、気がつけば戻ってきました。

 目指すは高知市東部の文殊通。旅は始まったばかりです。