はりまや橋から電車道を東に進んだところにある交通の要衝、知寄町1丁目交差点。その東には同じ名前の停留所、そして西側にあるのが宝永町停留所です。
知寄町1丁目交差点から西に1ブロック。交差点を進んだ先に、停留所のホームが置かれています。
こちらは、はりまや橋から伊野方面、西行のホーム。この辺りの後免線の停留所としては簡素で、ベンチもありません。
東行ホーム。道を隔てて、市内各地や高知龍馬空港に向かいバスの停留所が並んでいます。
車で賑わう知寄町1丁目の交差点。このまま進めば、大通りは南国市市街地、高松方面、室戸岬方面、高松方面への国道にそれぞれ分かれていきます。
交差点は四万十から宇和島に向かう国道56号線の始発点。北に進めば、高速道路から本州への橋を経て、全国へと道は繋がっていきます。
その北行の道は、またの名を「地球33番地通り」。旧日本測地系で東経133度33分33.333秒・北緯33度33分33.333秒の地点が道のほとりにあることからついた愛称です。
交差点から北に数分歩いて、一文橋の上まで来ました。ここから東を見ると、川の上にモニュメントがあります。それが地球33番地、かつての東経133度33分33.333秒・北緯33度33分33.333秒地点です。
川沿いに降りて、地球33番地のモニュメントの近くまで来ました。
近くは水鳥の楽園。
モニュメントが頂点に頂く球体には「33」の数字。
真下には方角を示すプレート。
モニュメントを下から見ると、頭上には高知のさまざまなシンボルが浮かんでいます。
地球33番地の銘板。測地系の変更によって、現在の基準での東経133度33分33.333秒・北緯33度33分33.333秒地点は南の方に移りましたが、それでもここは変わらずに親しまれています。
地球33番地から西を眺めます。はるか先には高知城まで見渡せます。
再び宝永町の電停へ。先程眺めた西の方角に、電車で戻ります。
伊野行、とさでんでは最も西に向かう電車で、33番地を後に。ここから地球の番地は、複雑になっていきます。