はりまや通りから西に延びる商店街は、壱番街、帯屋町一丁目、帯屋町二丁目と続き、南北に延びる大橋通商店街と交わるところで終わります。そこから南下して、アーケードを抜けたところに、大橋通電停があります。
帯屋町二丁目と大橋通の商店街が交わるところにある「ひろめ市場」。市場の名の通り様々な商店があるだけでなく、地元料理からインド料理に至る屋台村が広がります。相席御免のテーブルでは、朝から上機嫌の酔うたんぼがいるのが日常的光景です。
大橋通商店街。今週末から始まる土曜夜市の案内が出ています。
手前にはキリンの「高知づくり」の広告。県内に工場はないのに、と思っていたら、まさかの北海道・千歳工場製造です。
南に1ブロック歩くと、おびさんロード商店街で「おびさんマルシェ」が開催中でした。
おびさんマルシェは、手工芸を中心とするフリーマーケット。東に向かって中央公園まで、テントが並びます。軽食のできるテントでは、ビールやワインが誘惑してきます。
アーケードの終点は、大橋通りの交差点。
電車通りを渡って向こうは、天神橋通りの商店街。さらに進めば、鏡川を渡る天神大橋です。
アーケードを振り返ります。
全国各地で衰退したと言われる商店街。ここも昔と比べたら寂しくなったのかも知れませんが、それでも休日のお昼時、人通りは絶えません。
ふと見るとアニメイト。テレ朝系もなければテレ東系もない、独立U局など望むべくもない高知県のヲタにとって、貴重な拠点です。
交差点で撮影しようとしていたところ、やってきたのは誰が呼んだか「痛電」。当ブログでも時折登場する、アミューズメント系企業のキャラクターを全面に描いた電車です。
西行のホームに到着した電車。乗客を待って発車します。
すると、何ともう一両の痛電にも遭遇。
高知に来て1年以上になりますが、営業路線で両者の出会いを見た記憶はありません。
すれ違う2両の電車。左側はかつて下関の山陽電気軌道(現在は廃止)にいた703号車、右側は土佐電(当時)オリジナルの610号車です。
610号車がアニメイト前を横切り、東行ホームに到着します。
ヲタには決して楽な環境とは思えない高知。
それでも市内の数少ない拠点前で、キャラクター文化の底力を見た気がしました。