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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

シリーズ土佐の駅(64)大橋通駅(とさでん交通伊野線)

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 はりまや通りから西に延びる商店街は、壱番街、帯屋町一丁目、帯屋町二丁目と続き、南北に延びる大橋通商店街と交わるところで終わります。そこから南下して、アーケードを抜けたところに、大橋通電停があります。

 

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 帯屋町二丁目と大橋通の商店街が交わるところにある「ひろめ市場」。市場の名の通り様々な商店があるだけでなく、地元料理からインド料理に至る屋台村が広がります。相席御免のテーブルでは、朝から上機嫌の酔うたんぼがいるのが日常的光景です。

 

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 大橋通商店街。今週末から始まる土曜夜市の案内が出ています。

 手前にはキリンの「高知づくり」の広告。県内に工場はないのに、と思っていたら、まさかの北海道・千歳工場製造です。

 

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 南に1ブロック歩くと、おびさんロード商店街で「おびさんマルシェ」が開催中でした。

 

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 おびさんマルシェは、手工芸を中心とするフリーマーケット。東に向かって中央公園まで、テントが並びます。軽食のできるテントでは、ビールやワインが誘惑してきます。

 

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 アーケードの終点は、大橋通りの交差点。

 電車通りを渡って向こうは、天神橋通りの商店街。さらに進めば、鏡川を渡る天神大橋です。

 

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 アーケードを振り返ります。

 全国各地で衰退したと言われる商店街。ここも昔と比べたら寂しくなったのかも知れませんが、それでも休日のお昼時、人通りは絶えません。

 

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 ふと見るとアニメイト。テレ朝系もなければテレ東系もない、独立U局など望むべくもない高知県のヲタにとって、貴重な拠点です。

 

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 交差点で撮影しようとしていたところ、やってきたのは誰が呼んだか「痛電」。当ブログでも時折登場する、アミューズメント系企業のキャラクターを全面に描いた電車です。

 

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 西行のホームに到着した電車。乗客を待って発車します。

 

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 すると、何ともう一両の痛電にも遭遇。

 

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 高知に来て1年以上になりますが、営業路線で両者の出会いを見た記憶はありません。 

 

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 すれ違う2両の電車。左側はかつて下関の山陽電気軌道(現在は廃止)にいた703号車、右側は土佐電(当時)オリジナルの610号車です。

 

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 610号車がアニメイト前を横切り、東行ホームに到着します。

 ヲタには決して楽な環境とは思えない高知。

 それでも市内の数少ない拠点前で、キャラクター文化の底力を見た気がしました。