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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

土佐・嶺北の早春賦・大豊町南大王の第28回福寿草まつりに行ってきました(蛇体神社篇)

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 春と言うにはまだ早い嶺北福寿草の咲き乱れる山道を歩き続けます。

 

 本篇の前に、福寿草の花を楽しみたい方はぜひこちらをお読みくださいね。

 

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 森の中には、ところどころ雪が残っています。

 

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 高知市内を出る時は青空だったのが、日が陰ってくる中、遊歩道の先にある神社にたどり着きました。

 

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 蛇体神社。名前からすれば、間違いなく蛇が祀られているのでしょう。

 

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 鳥居の割には小さな社殿。

 

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 神社の由来が書いてありました。蛇と言いつつ龍神様を祀っているとのことです。

 

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 かつて生えていた大杉の跡を示す石碑。切り倒したのは昭和23年、食糧増産が国を挙げての課題だった時期ですから、おそらく開墾や耕地拡大辺りが関係しているのでしょう。ただ樹齢700年の大杉を切り倒して、よく祟りがでなかったもんだと思ったりします(←自称社会科学者)。

 神社の隣にはテントがあり、うどん・そばの売店になっています。その向かいには倉庫然とした大きな平屋があり、ここが売店と休憩所になっています。

 

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 休憩所の中には大きな囲炉裏があり、周囲で田楽を焼いて売っています。

 

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 よもぎもちを焼いていただきました。「焼くと味が全然違う」とは、休憩所にいた地元のおんちゃんの談。はたして焼きあがってみると、外はカリッとして中はふわふわ、餡もとろりとして、何よりよもぎの良い香り!たまりません。

 

 

 

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 休憩所には福寿草の歌の歌詞が掲げられていました。作詞は地域の方々によるものだそうです。

 

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 2曲目。

 

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 見えにくくてすみませんが3曲目まであります。残念ながら録音があるかどうかは聞き忘れたのですが、月並ながら、福寿草にかける人々の思いを感じます。

 

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 ふと外を見ると、ついに雪が降ってきました。当ブログを以前からお読みの方なら、高知県で雪が降っても別に驚かれないだろうと思いますが。

 

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 結構大粒なので、冬タイヤを履いているとはいえ、帰り道の不安が頭をよぎります。ただ地域の方々に聞けば「これは積もらん」とのこと。実際、この後は雪が積もることも道が凍ることもなく、無事南大王を後にしました。