第3回うつぼ祭り、淡泊なうつぼと違い、お昼からのイベントはそれはまぁ濃いことに……
まず、午前中の模様をまだご覧でない方は、前篇をどうぞ。
お昼ご飯の時間になりました。何にしようか迷ったのですが、そういう時こそ定番メニューです。
須崎だけあって地元の味、鍋焼きラーメンが出ていました。
この日は日差しこそ降り注ぐものの風があって寒かったので、ちょうど良かったです。人気店の出店だけあって少々待ちましたが、その甲斐がありました。
ちなみに、この間にステージでは「激まず『うつぼぜんざい』早食い大会」というのをやってました。怖いもの見たさに観に行こうかとも思っていたのですが、鍋焼きラーメンを待って食べている間に終了してしまいました。残念と思うべきか、見ずに済んでよかったと思うべきか。
ただ、先にも書いた通りうつぼは淡泊で、ぜんざいの甘みとぶつかるような味があるわけではありません。確かに食感はとても合わない気がしますが、激まずと言う程のモノかどうかはちょっと謎だったりします。だからって食べたいとは思いませんけどね。
早食い大会の次は第3代うつぼ姫コンテスト。簡単に行ってしまえばミスコンになるのかも知れませんが、審査員席を見てみると、黄色と黒の被り物が置かれています。
これ、被るんですよね、きっと。審査員ともなれば、須崎市内ではそれなりの人物たちだと思うんですが……
ちなみにうつぼ姫コンテスト、別に水着審査だなんだがあるわけではなくて、審査対象はうつぼ1尾を持ち上げて重さを当てるクイズと椅子取りゲーム。ただ重さ当てクイズはパフォーマンスも審査対象になるとのことで、うつぼを手袋なしで持ち上げるのは当たり前、人によってはうつぼを首に巻きつけるわ、なめるわ、キスするわ……よく分からない方向性で刺激が強い内容でした。
ともあれ、重さ当てクイズ(ちなみに3,500グラムでした)と一部人間椅子取りゲームが終了し、結果発表に移ります。審査委員長は被り物のまま。当然ですよね。
かくして第3代うつぼ姫決定。審査委員長から賞状が贈られます。
さらに賞金の授与と、うつぼ姫の象徴である被り物の引き継ぎ。えーと、感動的ですね、って言えばいいんですよね?
ちなみに、先程のうつぼは贈られませんでした。
いろいろ疲れたので早めのおやつタイム。四万十町の栗です。が、半分以上食べるまで写真を撮るのを忘れてました。
いよいよ最後はしんじょう君のステージベント。なんですが、後ろのたらいと前掛けからイヤな予感しかしません。
はたして今回のイベントは、先程のうつぼをしんじょう君が捌くというもの。隣にいるのは今年開催される観光イベント「奥四万十博」の関係者みたいです。
暢気にしゃべる横でしんじょう君がうつぼに包丁を入れようとするのですが、まぁ入りません。そもそも皮が固いですし。最後は切れ目が入っただけのうつぼを包丁でペシペシと叩きまくり、多分本来そうじゃないうつぼのたたきにしてしまいました。
ちなみに、このうつぼはスタッフがおいしく頂くので皆さんにはあげません、という話でした。
予定通りグデグデの展開となったところで、しんじょう君のダンスタイム。踊り自体は俊敏なものでまぁ盛り上がりましたが、結局冒頭の小芝居は何だったのかは分からずじまい。もっとも、しんじょう君のブログなどを見ていたら、オチを投げ出したような展開が仕様のようですが。
何はともあれ、第3回うつぼ祭りはつつがなく終了。第4回の開催についてはまだまだ分かりませんが、多分同じようによく分からない展開になるんでしょうなぁ……