2回目に参加した実習の行先は県西部の黒潮町。「であいのさと蜷川」の大掃除に加わりました。ちなみに蜷川の読みは「みながわ」なのがポイントです。
高知市内からの高速道路が四万十町中央インターで終わり、一般道で峠越えや海沿いの道を1時間以上かけて、ようやくたどり着いた黒潮町蜷川。
この蜷川集落に、廃校を利用した宿泊・農村体験施設「であいの里蜷川」があります。今日はここの大掃除を手伝いつつ、付近を歩いてみることになっています。
地元の人と一緒になっての大掃除。
かつての教室には畳が敷かれ、宿泊可能になっています。
小学校と言えばオルガン。って、本来オルガンと言えばパイプオルガンなんですが、なんか誤解されてるよなぁ、と小言を言ってみる。
黒板に描かれたイラストがそのまま残されています。
かつての図書室。
体育館の掃除もします。
旧小学校の校歌が残っています。
いわゆるサービス・ラーニングなので、作業は当然大事。ただ、それ以上に大事なのは、作業等を通じて地域について学ぶこと。こうして雑巾がけをしつつ、合間を見もって地域の人に話を聞きに行く学生の姿が見られました。
大掃除が終わり、地域の人を交えての昼食後には、付近の神社まで歩いていきました。
ご覧の通りの清流。かつてはここで水泳の授業が行われていたとか。ここなら天気が荒れなければ危険はないでしょうし、プールが無くても何とかなったでしょうね。
川からさらに少し歩いて、神社への階段を上ります。
社殿前に来ました。別のクラスが以前にここで掃除や木の伐採の手伝いをしたそうで、「おかげでこんなにきれいになった」というのを見せてもらいました。
鎮守の森。いずこも同じ少子高齢化ですが、ならばと都市部の若者が加わりつつ、守られています。
なお、実習の詳細はこちらから。
そして「であいの里 蜷川」については黒潮町のページをご覧ください。