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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

すみのえアート・ビート2022に行ってきました(2)雨でも元気な名村造船所跡

 

 ウォークラリーを終えて、名村造船所跡に戻って来ました。雨は強まるばかりですが、それでも出店者・参加者の皆さんは元気です。

 

 

 こちらはアヒルすくい。1回500円で、成功したらミニお風呂アヒルちゃんがもらえます。

 

 

 この画像ではポイがぜんぶ破れてますが、意外ともつんですよね。子どもたちも大きいお友達っていうかカミさんだも、何羽もすくっていました。

 ただし、通常ならもらえるミニお風呂アヒルちゃんは1羽のみ。1000円コースだとすくっただけ連れて帰れるようになっています。

 

 

 今年もルートマスターが北加賀屋に帰って来ました。

 

 

 行先表示。かろうじてウインブルドンだけは知っています。おそらく手動なので、いちど動かしてみたいです。


 

 ちなみに窓は手動で動かせます。こちらは2階です。

 禁煙のステッカーが残っていますが、実は後ろの座席だとタバコが吸えたようです。まぁ昔のことですからね。私が子どもの頃も、国鉄(!)の電車は西明石を過ぎたら禁煙区間が終わりでしたし。

 

 

 いつもなら自前のアヒルちゃんたちを持ってくる人たちがたくさんいるのですが、この日は生憎の荒天。それでも雨の合間を縫って、ご披露してくれる方がいます。

 

 

 NPBヒルちゃん大集結。ってか左から2番目、あなたネコでしょ。

 

 

 気がつけば11月半ば。もうちょっとしたら冬なんですよねー。

 

 

 そしてかっぱちゃんも登場。いますよね、R-1グランプリにこんなピン芸人

 

 

 名村造船所跡に入ってみました。ワークショップをいろいろ開催中の2階では、地元の高校が展示会を行っています。

 

 

 こちらは中谷悠久(ランハンシャ)による、誰でも参加できる体験型デジタルアート。スタンドに立って身体を動かすと、動きに応じて画面に多色のグラフィックが描かれるというものです。

 

 

 ……って私の説明ではまるで伝わらないと思いますので、こちらの体験方法をご覧ください。

 

 

 こちらは港南造形高校による展示。プラスチックカップを利用したボールがいくつも漂っている中に入っていくことになります。

 

 

 一方こちらは謎の古文書のような書物。書いていることも解読できません。

 これは高校生たちによる「とろととろろ」。この書物に目を通して、とある島で暮らしていたとされる「とろととろろ」という生き物の暮らす場所を作っていく、という体験型アートです。

 

 

 これが、とろととろろたちが暮らしていたとされる島のジオラマ。先程の古文書を基に、参加者が彼らを配置したり、彼らを植物や石で隠したりして、「いきもの」たちの空間を作っていくことになります。

 

 雨に見舞われた今年のすみのえアート・ビート。ですが、アヒルちゃんを含めて、同時代のアートは今年も元気です。