第42回四国サッカーリーグは第6節、春野球技場では2試合が組まれています。第1試合は首位を快走する高知ユナイテッドSCと2位のKUFC南国との首位攻防戦です。が、見掛けないキャラクターが……
ウサギと、えーと、カメ?
後で聞いたら、本日の冠スポンサーさんのキャラクター、うさりんとかめろんだそうです。
試合前の集合写真撮影に加わる、うさりんとかめろん。特にかめろんはメロンパンっぽい姿が特徴だそうです。メロンパンやなくてサンライズやろ、という声が神戸・阪神方面から聞こえてきそうですが、こちらとしてはわざわざ地方リーグの試合にまで来ていただけるのですから、感謝しかありません。
さて試合です。この日は高知ユナイテッドのキックオフで始まりました。ユナイテッドは3日後に天皇杯2回戦を控えているだけに、あまり無理はできないのですが、一方で優勝を確かなものにするには、2位のKUFC相手に気を抜くわけにもいかず、なかなか難しい試合です。
そんな中での前半16分、高知ユナイテッドは左から攻め上がり、ゴール前にボールを入れてきます。ところが、ここでKUFCに痛恨のクリアミスが出て、ボールは自軍ゴールへ。思わぬ形でユナイテッドが先制します。
この後試合はユナイテッドの押し気味で進みながら、なかなか自力で得点が奪えません。しかし、それでも前半43分に田口がゴール左にシュートを決め、追加点を得て2-0で前半が終了します。
後半はKUFCのキックオフ。KUFCは早々にフリーキックのチャンスを得ますが得点には結び付きません。
一方のユナイテッドは62分(後半17分)、村上がKUFCのキーパーとの1対1を切り抜けると、ゴール左側、ラインぎりぎりのところから放ったシュートがゴールに収まり、3点目を手に入れます。
ところが、KUFCも反撃を見せます。74分(後半29分)、ゴール前の競り合いから大西が抜け出し、きっちりとシュートを決めて1点を返します。高知ユナイテッドにとっては今季四国サッカーリーグ初めての失点です。
しかし、KUFCの反撃もここまで。一方の高知ユナイテッドも再三攻め上がりながらゴールは得られず、3-1でフルタイムとなりました。
バックスタンドのサポーター前に勝利の報告に来た高知ユナイテッドSCの選手たち。この日の勝利で野球風に言えばマジック20が点灯、残り8試合6勝2分以上で優勝が決まります。
しかし、その前に初の晴れ舞台、天皇杯2回戦が控えています。試合があるのは本エントリをアップするまさに本日、2018年6月6日19時のキックオフ。相手は高知県内でキャンプを張っているアルビレックス新潟です。
天皇杯名物のジャイアントキリング、高知ユナイテッドSCも起こせるでしょうか!?今から期待感でいっぱいです。
第2試合の模様は、下記エントリでどうぞ。